中国共産党の崩壊が近づいているnote5回目

蘋果日報(アップデイリー)、香港で唯一、中国共産党を批判する新聞が2021年6月24日、通常の約10倍もの100万部を発行し、1995年の創刊から26年で幕を閉じた。2020年6月に施行された香港国家安全維持法による締め付けにより、創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が逮捕・起訴され、編集局長ら6人が逮捕され、同社の資産も凍結され、資金繰りの急速な悪化で、新聞が発行できなくなったためである。(ほとんど産経新聞の記事による)

6月24日の産経新聞の1面見出しが中国語だったので驚いた。私は中国語がわからない。『朋友、蘋果、等你回來!』友よ、蘋果よ、復活を待つ!と日本語が横にあった。

我が家では、40年以上も日経新聞を購読していた。今年の1月から産経新聞に変えたのは、ユーチューブ見まくりの夫が、日経も朝日も毎日も読売も中国寄りの記事ばかり書いてけしからん、すごく気に入っているわけではないが、比較すれば、産経の方がまだましだと言ったからだ。

直接のきっかけは、アメリカ大統領選挙のトランプ氏とバイデン氏の選挙戦の報道で、真実が伝えられていないという憤りである。しかし、日本の新聞だけでなく、米国の新聞も欧州の新聞も、NHKもCNNも同じではないか。

言論の自由、報道の自由は、しばしば為政者の都合によって、基準が変わる。政治や歴史に造詣が深いわけではないが、蘋果日報の休刊は、中国共産党の終焉を予感させる。

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