ダンス と 医学 をつなげる

はじめまして。
これから、「ダンスと医学をつなげる」について書いていきたいと思います。

「医はアートである。」
ウィリアム・オスラーの名言です。

医療とは、ただの手仕事ではなくアートである。
商売ではなく天職である。
すなわち、頭と心を等しく働かさなければならない天職である。

その昔、ダンスに没頭していた高校生の自分が、
この言葉に出会い、精神科医を目指したいと思いました。

大学に入ってから、学生として精神科を研修していた時、
多くの治療は投薬治療であることに驚きとショックを受けました。
理想としていた、ダンスセラピーや箱庭療法なんて、絵に描いた餅。

とある精神科病院でセラピストがダンスセラピーをやっていると話を聞きに行ったり…
車いすダンスが医学と結びつくのではないかと体験に行ったり…
東洋医学研究会というサークルに入って、代替医療や鍼灸を学んだり…

たどり着いたところは、アメリカのブルックリン発のDance for PD®︎という団体でした。
ダンスと医学をつなぐことが出来る場にようやく巡り会えたのが2018年でした。