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ビビりで内気な私のお仕事物語

私は人と接することが苦手だ。2つ下の妹のように外に出て人に会うことが得意ではない。休みの日は家でゆっくり過ごす方が性に合っている。私は内向的な人間である。

今まで、外向的な人間になろうと一生懸命人に合わせるなどの努力をしてきた。しかし、家に帰ると疲れてバタンとベッドに入ることを繰り返してきた。

著書は、内向的な性格を受け入れた上で、自分に合った仕事、働き方をみつけていこうという趣旨の本である。著書を読み、私は今のままの自分で良いんだ、もう無理して人の顔色を伺わなくても良いんだと嬉しく思った。

最近、会社での人間関係に悩み、適応障害となって仕事を退くこととなった。退職後は「やっぱり私はダメなんだ」という気持ちが襲ってきて、退職前後はいつも罪悪感でいっぱいだった。そんな中、著書を手に取った。今の私を肯定してくれ、無理して組織で働く必要はないんだと著者は訴えていた。大袈裟かもしれないが、私にとってその言葉は希望の光のように思えた。もう無理して、人の顔色を伺ったりする必要がないんだと思うと安堵した。心が救われた。著書には、会社以外で収入を得る方法をいくつか提案している。いくつかのワークショップも収録されており、現在の仕事での悩み、自分の性格、得意なことを細分化するなどを手を動かしながら、考えていく。そしてそのワークを元に、自分が快適に働ける仕事のやり方を具体的に複数提案をしている。

いきなり起業やフリーランスなどになるのは収入の面で難しい。自分に合った会社で働きながら、同時に副業を大きく育てていき本業と同じように収入が得られるようになったら、フリーランスとして自分の好きな仕事をしながら快適な家で過ごせるよう、将来の目標を立てた。

組織を飛び出して働くという働き方を模索するのは険しい道かもしれない。でも、組織の中で自分をすり減らすのはもう嫌だ。険しくても失敗してもやるしかないんだという強い意志を持って前へ進んでいこう。そう決意させてくれた著書に感謝したい。

#読書の秋2021 #もう内向型は組織で働かなくてもいい#堤ゆかり#読書好きと繋がりたい

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