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小学校でアルバイトしていたオタクのひとりごと

私のアルバイトは「介助員」というものです。あまり馴染みのないものだと思いますが、簡単に言うと支援の必要な子どもたちと一緒に学校生活を送る、そんな職業です。 私がこのアルバイトを始めたのは半年ほど前です。教育実習をした学校の校長先生にお誘いいただき、介助員として働き始めました。学校には特別な支援を必要としている子どもたちがたくさんいます。そんな子どもたちと一緒に過ごす学校生活は、大変なこともたくさんあったけれど、学びの多い、とても楽しい時間でした。働いている期間にあった教員採

    • 奇跡を実感した話

      この間、奇跡はあるのだと実感した話をします。ただの自己満足ですが、どうしても書き残しておきたかったのです。 いきなり過去の話になりますが、私が小学五年生だった頃、私は小学校という空間が世界で一番好きではありませんでした。原因は学級崩壊です。授業らしい授業をうけた記憶はありません。ランドセルを入れる棚の上で走り回る男子、気に入らないことがあると椅子を振り上げる男子、人を傷つける言葉を平気で投げつける男子。そしてなにより、それをヘラヘラ笑って注意しない担任。十一歳の私ですら「こ

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