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【appLace株式会社CEO木佐貫聡インタビュー:後編】"ドリームアップが当たり前"になる世の中に

小・中学生向けアントレ事業を展開するappLace株式会社CEO木佐貫聡のこれまでの人生と会社設立、そして今後の会社成長に向けての想いをたっぷり聞いた。

取材・文=川崎雅史

■学園祭は色んな人にとって特別な存在

──iUフェス(学園祭)の委員長をされていた時の話を聞かせてください

まずはやっぱり学園祭っていうものが色んな人にとって特別な存在なんだなと今でも感じます。今年はどんな感じにするの?とか今でも自分に連絡が来ます。

去年自分たちがやっていた時はテーマもやることもふわっとしていたなと思います。例えば備品を買ってその費用対効果がいくらあってみたいなのを、本当はやらないといけなかったけどそれが出来ていなかった反省はありますね。

あとは自分のことをもっと話してもよかったのかなと思います。ミーティングとか進めるのは得意だけどパッションとか想いの部分をもう少し語ってもよかったかなと今では思います。

■理想と現実の違い。お金を出す価値をどう見せるか

──次に会社のことについて聞かせてください。今やっていて大変なことはありますか?

今は導入したいよって言ってくださるところはたくさんあるんだけど、お金を払ってでもやりたいという感覚が本当に違うんだなと感じています。

行政は特にそうなんですが、いいよいいよって言ってくれるけどお金の話になると微妙になってしまうんですよね。

──それはお金を出してくれる人がいないということですか?

いないというよりかは、それだけ価値を伝えられていないだろうし教育へのお金のつきづらさはすごい感じています。

教育は物になって見えないから実際にやってもらって子供達の姿や夢へ向かう過程を見てもらうしかないかなと思っています。

でも見えないものを言語化して魅力的に見せるのは今後の課題だと思います。

■人との関わり方を大切にして"ドリームアップが当たり前"になる世の中に

──実際にCEOとして経営してる中で大切にしてることはなんですか?

教育って基本的に対面でやるものだと思うので、そこに関わってくれる先生や保護者とか地域の人との繋がりは大切にしないといけないと思います。

会社としても導入してくださる自治体や教育委員会の方達とのつながりを大切にした上で事業成長していきたいなと思っています。

──今後、会社として叶えたいことがあれば教えてください

ビジョンにもあげたドリームアップが当たり前になるようにしたいなと思います。
戦争だったり物価が高くなったりマイナスなことがある中で、大人になってから一回でも夢を叶えたことがあるぜと言えるようなサポートがしたいなと思っています。

自分も小学生の時に相模原市のアントレキャンプに参加して得たものは多かったなと思います。
そういうのは経験の一つでしかないけど、それをストックできる機会を作って経験者を増やしていきたいなと思っています。

アップレイス株式会社
代表取締役CEO:木佐貫聡
Mail:contact@applace.co.jp
HP:https://applace.co.jp/



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