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1年前と同じ悩みで笑った話

今年から週末野心手帳を使い始めてもう10ヶ月。

この手帳は毎朝、通勤電車の中で思うことを書くのにちょうどいいスペースがある。私は毎日埋めないと気が済まないようになっていた。

手帳は今年から本格的に始めたので、振り返って見るということはあまりしなかったが、過去の目標は少しでも達成しているのかな?と思い、見てみることにした。

1年前の自分も同じことで悩んでいるやないか

昨年10月から今年の手帳に日記を書いているが、

夫=〇〇さん(私の好きなアーティスト)だと思え!
見てくれはいいか知らんけど、十分な家事・育児しない。
人のことを察しない。
でも自分はできていると思っている。

と書いてあって、自分で自分の書いたことに笑ってしまった。

最近も同じことで悩んでいた。

夫に家事・育児に不満はあっても、夫自身は色々できているという認識なので、物申したとしてもうまく伝わらないだろうし、喧嘩になるだけでは…

同じ家にいてもなんか別の次元にいる感じだな、と(大げさか)。

だから私は100個言いたいことはあっても1個ぐらいしか言えていない。

言っても私の認識と夫の認識が違う気がする。

1年前の自分も同じことを考えているならそこを永遠と悩むのはアホらしい

昨日は息子と虫取りに行っていた。

息子は最近虫に興味があるので、昆虫図鑑を買ってあげたり、虫かご・網を用意した。

息子は虫のことを熱く語るようになり、虫を取りに行くと夢中で虫を追いかけていた。

虫に触れると生き物とか生きることについて考えるいい機会になっている。

息子はまだ何にでも興味がある年頃なので(4歳)、少しでも興味が湧いたものはできるだけ伸ばしてあげたい。

しかし、夫は昆虫に関するグッズを集めたりしない。

私が集めだして息子が更に虫に興味を持ちだして初めて「へぇ」という感じである。

そして私は虫取り網がなくて魚を取る網しか手に入らなかったが、それで息子が虫を取っている姿を見て「もっと大きい網を買ってあげようかな」と言い出した。

あと、今になって近隣の昆虫ショップを調べ始めた。

私としては息子の興味を察知して率先して興味を伸ばしてほしいと思うけど、いつも私が色んなものを買ったり、関連する場所に連れていったりしているなと思った。

でもこれを書きながら↑夫にそれを求めるのは難しすぎるのかなと思った。

家庭におけるファーストペンギン

ある言葉を思い出した。

私の同期が入社10年目ぐらいで今までと全く違う仕事をする部署に異動することになった。

私たち同期一同はビックリして、同期本人も「最悪や」と言っていた。

しかし、人伝いに部長(人事権あり)は

「〇〇さん(同期)はね、ファーストペンギンなんだよ」

ファーストペンギン…当時の部長がよく使う言葉だった。

「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます(「日本の人事部」HPより)。

当時は驚きとショックでしかない同期の異動だったが、同期は異動後の部署の方が自分に合っていたらしく、昇格していた。

私はそういう大きな成功体験などないけど、家庭において常に「ファーストペンギン」なのかもしれないと思った。

そして1年前の自分も夫に対して同じことで悩んでいるのであれば、夫の性格は変わらないということなので、悩んでもムダではないかと思った。

同じ悩みに陥ったら

過去の手帳を振り返っていかに自分が同じ悩みに陥っているかがわかった。

「同じ悩みやないか!」と思ったら、多分それは行き詰まりなのだ。

この1年間、コロナで家庭にまみれた1年だった。

家庭内で行き詰まりになっていたのだ。

そういう時は積極的に離れた方がいい。

私は休みなく家事や仕事をしてしまうが、積極的に休みを取る方がいい。

積極的に休みを取るぐらいで心のバランスが取れる。

過去の手帳を見返して今と同じことで行き詰っている私が自分でも滑稽に思えて、

「ちょっと肩の力を抜きなよ」

といつも周りの人から言われている言葉が頭の中を駆け巡った。

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