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危機的状況になってから改めた食生活

先月、胃腸炎になってから喘息の咳がぶり返した。

咳は私が嗚咽で息ができない!と思うほど出てきた。

かかりつけ医に相談すると「最近はやりのRSウィルスによる咳だと思います」として、強めの咳に効く薬をくれた。

それでも嗚咽を伴う咳は止まらなかった。

私の仕事は基本電話の仕事だ。電話中に嗚咽級の咳が出たら、必死に止めようとしても止まらないから電話の相手に迷惑だし、電話の内容も頭に入らない。咳をしたら周りの人が飛んできて心配される、というのを繰り返していた。これだけ咳をしていたら、コロナと思われたらどうしよう…という不安もあった。

2週間以上、薬を飲んでもこの状態だった。

ビックリ仰天の病名…

先日、知り合いの鍼灸師の人に相談してみた。

「それは逆流性食道炎ではないですか」

名前しか聞いたことない症状で、衝撃を受けた。

私は喘息持ちなので、風邪をひいたら喘息の咳が長引くのが当たり前の生活だった。

でも、今回は胃腸炎が発端で、いつもご飯を食べた後から咳がひどくなったり、日中、仕事で前かがみになっている時に咳が止まらなくなったりする。あと、特に体に合わないものを食べた時は食べたものが逆流してくる感覚があった。

ネットで調べたら「逆流性食道炎」の症状のほぼ全てが当てはまった。

知り合いの人は「お医者さんは決めつけられるのが苦手だろうから”逆流性食道炎じゃないですか”って聞かない方がいいですよ」と言っていた。

それは肝に銘じて、この謎の症状を何とかしたいといつもの病院に駆け込んだ。

お医者さんは「食物アレルギーを伴う風邪だと思います」と仰った。

なんじゃそら?!

食物アレルギーと風邪って関連するの?!

私、食物アレルギーって言われたことないし!

私には意外過ぎて、あまり納得いかなかったが、私に医療の知識はない。そのお医者さんには子供の頃から診てもらっている。特定の食物アレルギーはないはずだが、何かを食べた後は必ず咳が出る。私はお医者さんの言葉を一旦信じることにした。

その薬を飲んで1週間。

若干、咳はマシになったが、それでもたまに嗚咽級の咳は出る。

それもご飯を食べた後である。

やむを得ず、食事の研究に

私は鍼灸師の方に昔から「胃が弱い」と言われていた。食事とストレスに気をつけろと。言われた時は実感がわかなかったが、嗚咽級の咳が出る今や、お医者さんの診断は合っているかわからないし、ストレスはどうしようもないが、食事は何とかしないといけない。私は何の医療知識もないけど、自分の体に合う食事について研究しようと思った。

~自分の体に合わない食べ物~
・玄米
・乳製品
・甘い食べ物&飲み物

△肉と魚(動物性たんぱく質)
※小麦は今のところ反応なし

私の主食は納豆+玄米だった。納豆ご飯があれば他に何もいらないと言えるほど。玄米は白米よりも体にいいと聞いていたので、取り入れていたが、食べた後は気持ち悪くなったり肌が荒れたりした。

玄米が直接咳に繋がる感じではなかったが、胃腸炎になった際、前日に食べた玄米を全て吐いてしまってその後しばらくは玄米恐怖症になってしまった。

何か胃に良くないものを食べると胃腸のこんなイメージが思い浮かばれた↓

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(画像はお借りしました)
ほんと、何か良くないものを食べるたびに胃が↑こんな顔をしている。

その最たるものは「甘いもの」だった。

私は職場では昼食後、甘いカフェラテなどを買って飲むのが楽しみだった。でも、飲むたびに「山根の胃腸」イメージが出てきて咳が止まらなくなる。

飲んではいけないことはわかるが、飲みたくなってしまう。

人間で、自分の体に合う食べ物しか食べていない人ってどれだけいるのだろう? 好きなものでも自分の体に合わないと思ったら絶対に食べない強い意志を持つ人はいるのだろうか?

逆に、私が取り入れると咳がスッとやむ唯一の食べ物は

味噌汁だった。

だしは最近、パックに頼っているが、基本野菜と油揚げしか入っておらず、お気に入りの味噌でといたもの。

私は元々味噌汁はそんなに好きではない。

でも、咳が出ない唯一のものということなので、急激に飲む回数が爆上がりする。

体に合わないものを避けていてもそこそこ咳は出るが、最後に味噌汁を飲むと気管支のザワザワはなぜか静かになってくれる。

あと、めちゃくちゃ大事なことは

あともう少し食べたいなと思う手前で終わる

ということだ。

これができずにいつもダイエットに悩んでいたが、ちょっとでも食べすぎると「山根の胃腸」が思い浮かばれて永遠の咳に突入するので、やむを得ず強制終了だ。

すると、体重は3キロ以上痩せた。元々胃腸炎で1キロ以上痩せたが、毎日の「食べ過ぎない」ということをするだけでここまで痩せた。

今後の目標

今後は「乳製品の入った甘い飲み物」をやめることだ。

会社にいる時はカフェラテを買ってしまうが、家にいる時もココアに甜菜糖を入れて飲んでしまう。家にいる時は牛乳ではなく豆乳だが、砂糖はやはり自分の体には良くなさそうだ。

昨日は休みだったので、食材の買い出しに行ったところ、パイナップルが食べたくなって購入。

それを「甘い飲み物が欲しいな~」と思った時に食べた。

それでもココアは2杯も飲んでしまったが、最近少食ですぐにお腹が減るからおやつ代わりになった。また、先日ブレンディみたいな粉末のコーヒースティックを買って飲んだらこれも「山根の胃腸」になった。ココアはピュアココアなので、砂糖は自分で入れる甜菜糖のみ。ココアも飲まない方がいいが、コーヒースティックの方が甘くて砂糖がたくさん入っているように感じた。パイナップルを食べることでコーヒースティックに手が伸びないようになったのも良かった。

フルーツは高いが、「山根の胃腸」になって永遠の咳に突入するぐらいなら安いものである。そして、バナナとかではなく、「甘酸っぱい」フルーツを選ぶことでビタミンCからか、疲れも軽減されるような気がする。

完全素人の私が研究している食事だが、一歩一歩、自分に合わないものはやめていって、少しでも気持ちのいい体調になれたらいいなと思う。

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