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003/なぜ、「おやこ」向けを目指しているの?

おはようございます。電車通勤なので保育園までは毎日娘を抱っこして20分ほど歩いているのですが、この季節は特にしんどいですね。
娘の通っている園ではベビーカーを置いておけず、最寄駅に「駐輪場の一角にベビーカー置き場をつくって欲しい」とリクエストをしたりもしましたが、いつの日か実現すると良いなと思います。

さて、前回は、「おやこですごすクリエイティブアパート」の「クリエイティブアパート」が(頭の中で)誕生するまでのいきさつをまとめました。
前回の記事はこちら


今回は、「おやこですごす」の部分、「おやこ」向けを目指す理由についてをまとめます。
今回も長い自分語りからはじまるのでお忙しい方はまとめまでスキップしてくださって構いません。(お忙しいのに読んでくれてありがとうございます!)
わたしは女なので、女性目線の話しかできませんが。

本題に移る前に、「コイツは何を目指しているんだ?」と思った方はまずこちらをご覧下さい。

というわけで本題です。

1.産後は試練だらけ

わたし自身、2021年の春に第一子を出産しました。
お子さんをお持ちの方は同意してくれるはず!長い妊娠の期間を経て、さまざまな痛みに耐えてわたしたちは子を産みます。
しかし、生まれてからが本番です。産後すぐは、体が重いし、筋力は衰えてるし、まとまって眠れず意識が朦朧とするなか、自分と子供の生命維持をしていかなければなりません。抱っこで腕や腰が痛いし、授乳があれば乳首が痛いし、自分の身体じゃなくなってしまったみたいです。おまけになんだかイライラする。わたしは感情の起伏が激しくなりました。常にジェットコースターです。精神的にも疲れないわけがありません。子が可愛いのと身体や心がしんどいのは、まったく別の話です。
総じて、「自分が自分でなくなってしまったようだ」と感じました。

2.おでかけも一苦労


特に月齢の小さい頃はおむつ替えや授乳が頻回なため、おむつ替え台や授乳室があるかどうかで行き先が決まると言っても過言ではありません。
荷物が増えるだけでなく、もちろん子どもを連れていかなければなりません。ベビーカーに乗せていけば楽かというと実はそうではなく、歩道の段差が乗り越えられなかったり、エレベーターがなかなか見つからなかったり。改札がうまけ通り抜けられなかったり…いくら下調べをしたところで、初めての場所ではうまくいかないのが当たり前です。

3.子どもとどこで過ごそう?

まとまって起きていることが多くなったら、外で過ごす時間が増えるかもしれません。
先述のおむつ交換スペースや授乳室に加えて、離乳食がはじまっていたら、離乳食も持っていかないといけません。離乳食が持ち込めるか、ベビーカーで入店できるか。事前に調べなければいけないことは増えるばかりです。

児童館などのイベントには育休中お世話になりました。子ども向けの施設であれば設備面は安心です。しかしコロナ禍もあり、児童館やその他の子育て支援施設の一般利用は予約制、飲食も制限があり、そのうえ定員を減らしているようでいつも満員…という感じでした。予約制である以上、利用時間が決まっているため、離乳食やお昼寝の時間を考慮しながら動かねばなりません。もちろん家事もあります。毎日タイムアタックです。積極的に出かける元気がだんだんなくなってきます。家で無の時間を過ごすばかり…(と当時のわたしは思ってしまっていましたが、こどもを育てるというとても重要な仕事をしているので“無”なんてことはないと言ってあげたいです。)
家にいるからといって、1人の時のようにぐうたら過ごすわけにもいきません。誤飲しそうなものが落ちてないか。頭をぶつけそうな場所はないか。ふと目を離した隙にティッシュが全部引っ張り出されてる。もちろん、好きなことをして過ごせるとは限りません。片付けまで手が回らず、散らかった家を見るだけでもなんだかしんどい。

4.わたしが救われた場所

そんな中わたしがお世話になったと感じた場所は、キッズパークだったり、子連れ歓迎のカフェだったりするのですが、
★子どもに必要な設備の有無がすぐわかる
★子どもを抱っこからおろすことができる
★大人も休息を得られる(おいしいコーヒーが飲める!)

など、「とにかくここへ行けば大丈夫」という安心を得られることがありがたかったです。安心して過ごせたことが嬉しくて早速子持ちの友人に布教するほどでした。

5.我慢ばかりの母親業

睡眠が満足にとれないことはもちろん、母乳をあげているからカフェインやアルコールを控えたり、ボタンのないワンピースを着るのをやめたり、ネットショッピングにも集中できなかったり、大好きなアーティストのライブも諦めたり、大きな画面で映画を観るのもなんだか気が引ける…こどものためと思って、あれこれ我慢ばかりしていませんか?ひとつひとつは小さなことでも、積み重なると結構なストレスです。
こどもを育てているだけでも充分素晴らしいです。もっと自分の好きなことをしても許される環境を整えたいです。

6.まとめ

□子育ては当たり前にしんどい。もっと生きやすくなりますように
□子連れの外出は下調べが必須。外出するまでのハードルが大人だけの時と比べ物にならない。
□家にいる時間は休息ではない
□子どもを連れた人が「とにかくここへ行けば大丈夫」という安心を得られる場所が必要。できれば物理的に「肩の荷を降ろし」たい。
□こどもが小さいと自分が我慢するのは当たり前になってしまうけど、もっと好きなことを楽しんでもいいのでは?

以上の自身の経験や想いから、「クリエイティブアパート」に「おやこですごす」要素を加えることとなりました。わたし自身、出産を経験しなければ辿り着かなかったところです。

ではどんな場所にしていきましょうか。次のテーマにします。やりたいことがたくさん思いつくので、文字を打つ手がとまりません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。「楽しそう!」「わかる!」「自分もこんな場所欲しい!」などなど、少しでもポジティブな印象をお持ちであればスキ♡を押していただけると励みになります。

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