エアラインラボ_サムネ

アポロnote NO.4 【ANA・JAL】 客室乗務員職の2次面接通過率を20%上げる戦術

みなさん、こんにちは。アポロ(@Apollo_biz)です。
最近は航空会社の採用番長(ボス)なんて呼ばれています笑

僕の運営するメディア『アポログ』もぜひチェックしてみて下さい!
アポログ:https://jinseikakumei.com

梅雨に入り、気圧の変化に弱い僕は毎日苦戦しております泣
皆さまも、どうか健康第一でお過ごしくださいませ。


さてさて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私は『エアラインラボ』というオンラインサロンを運営しております。

✓新卒・既卒
✓CA・パイロット・総合職・GS・空港会社
✓日系大手・地方エアライン

様々な方が参加しているチームです。
いまでは100名を超えるチームとなり、自発的にイベントを企画したりしています。


「何としてもエアラインで働きたい!!」
「エアラインを受験したいけど、周りに同じような人がいない・・」

このようなお悩みをお持ちの方は、いつでもご連絡ください。
TwitterのDMが良いかと思います。

【エアラインラボ入会希望者はこちら】
https://camp-fire.jp/projects/view/131484


さて、本題に戻ります。
今週はANA/JALのCA職の2次面接ラッシュですよね。(JALは結果待ちの段階のようですが・・)


本編ではこのような章立てで話していこうかなと思います。


◆2次面接の面接官ってどんな人が担当し、どんな所を見ているの?
◆では、2次面接へ向けどんな準備をすればよいの?
◆2次面接で受かる人の特徴って?
◆まとめ


・・・はっきり言います。2次面接が関門です。

2次を通過したら、内定も夢ではなくなるとさえ言えると本気で思っております。
ですから、これから話すことをしっかり落とし込んで、1人でも多くの方に夢をつかんでほしい!つかみましょう!


◆本作を読んでいただきたい方◆
✓今週ANA客室乗務員職の2次面接を控えている方
✓これからエアライン各社の面接を控えている方
✓よく2次面接で祈られてしまう方


簡単に僕のエアラインにおける面接官経歴をご紹介します。
この記事の信憑性に関わってきますので、しっかりご確認下さい。

✓人事ではなく、現場社員として面接官を経験
✓CA職の面接官10回程度
✓パイロット職、総合職の面接官10回程度
✓主に1次2次面接を担当

2次面接を通過すれば、次は最終面接。


最終面接前って「これ乗り切ったら夢つかめる!!」とアドレナリンが出るので、正直メンタルコントロールは難しくありません。
「ここまで来たのに」というプレッシャーはありますが笑

それに比べ、2次はまだ中間地点なので非常にメンタルコントロールが難しい。


「どんな対応したらよいの?」

そんな想いを持ってる方向けに、全力の熱量を持って執筆させていただきます。


今回はANA客室乗務員職の2次面接を想定して話を進めますが、その他企業その他職種についても応用が利きますので、ぜひご覧くださいませ。


では、始めましょう!!!


◆2次面接の面接官ってどんな人が担当し、どんな所を見ているの?


まずはFACT部分からお伝えしていこうかと思います。
前提として、面接の形式は昨年の例が当てはまる訳ではありませんが、大方例年の形式が登用されるでしょう。


ANA客室乗務員職の2次につきましては、今年も「個人面接」であるようです。
もう少し具体的に書きますと、「受験者1人と面接官2人の個人面接」のようです。

時間は20分前後と聞いております。
多少のズレはあるかもしれませんが、気にしなくてOKです。


ここで皆さん気になるのは...「面接官ってどんな人がやるの?」ということだと思います。僕も気になりますから笑

これから述べることは確証は持てませんし、場合によってはそうでないこともあることはご認識下さい。
ものすごい数の面接が行われてますので、そこはご理解いただけるものかと思っております。


1次面接はご存じの通り、現場の方がやる場合が大半です。
人としてのマッチング具合を見たいですし、何より面接の数が多いので人事だけでは到底回すことができませんから。。


では、ANA客室乗務員職の2次の面接官は?


①人事 or 客室部門所属の総合職男性(管理職)
②元/現役CA(役職アリ、CA経験アリ)

基本的にはこのペアがベースになってくるかと思います。


では、それぞれがどのような観点で、貴方を見ているか・・述べていきましょう。

2人で1人を見ますから、相当深く、そしていろんな角度から見られていることは容易に想像がつくのではないかと思います。


①人事 or 客室部門所属の総合職男性(管理職)
 貴方の人間性

②元/現役CA(役職アリ、CA経験アリ)
 貴方の客室乗務員としての適性


サラッと書きましたが、各面接官の役割は一言でいうとこう。
もう少し深堀してみますね。


①人事 or 客室部門所属の総合職男性(管理職)
 貴方の人間性

皆さんは1次面接を突破されたと思いますが、ご存じの通り1次は集団面接。
皆さんのことを深く見る場ではございません。
言葉を選ばず言いますと、スクリーニングする場なのです。

・雰囲気
・明るさ
・初歩的なコミュニケーション

これらを短時間で見極める場です。
25分で受験者4人なら、1人6分の持ち時間ですしね。


なので、2次面接は会社の求める必要スキルを持った方々を深く見極める場だと捉えてください。

もう少し言いますと...

・客室乗務員云々ではなく、1人の人間としてANA社員にふさわしいのか?
・この方が入社することで、ANAはどうプラスに働くか?

を見極めたいのです。


従って、準備していないような質問もバンバン飛んでくるでしょう。
「ESからの質問1回もなかった」という声もチラホラ。

そりゃそうです。
人間性を測りたいなら、準備していないようなことを聞くのが一番ですから。


また、1次では簡単なキャッチボールだった会話も、本質に迫るような会話になってきます。


受「日本と外国の架け橋になりたいです!」

面「架け橋になるって、客室乗務員の業務で具体的にどんなことやるの?」

受「例えば、日本人らしい動作で・・」

面「日本人らしい動作って具体的にどのような動作?」

受「例えば、指先を揃え・・」

面「でも、それは誰でもできることですよね。あなたにしかできないことは?」


正に、こんな感じです。
結構きついですよね泣


ここについては、一晩では対策打ちにくいのは事実なので、これまでやってきた自己分析を1段階深くやってみてください。(ここでは割愛しますね。。)



②元/現役CA(役職アリ、CA経験アリ) 
 貴方の客室乗務員としての適性

正直、特徴的なのはコチラ。
ズバリ「貴方が客室乗務員に向いているかどうか」を客室乗務員経験者の眼から厳しく判断されます。

僕の思う客室乗務員に必要な資質は以下。

・人間的明るさ
・胆力
・繊細さ
・体力
・先見性
・人の立場に立って物事を考える能力

これらを20分という時間を使って目いっぱい見極めます。

上記のような資質が必要だと語りましたが、一般的に言う「人間性」の部分は総合職の方にお任せできるので、こちらの方は「客室乗務員の特性」を集中的に見ることができます。

ANA新卒用のサイトも再度チェックしておきましょう!


では、どのようにしてその方は貴方を見るでしょうか。
簡単です。

「貴方が実際に客室乗務員として働いている姿を何度も何度も想像しながら適性を見ている」のです。

ぼんやりとではなく、『非常に鮮明に。。』


ここまで来れば、やれることは明らかですね!

そう。
貴方も自分が客室乗務員として働いている映像を恐ろしいくらい鮮明にイメージするのです!!


「えーっと、飛行機の中でカート引いて、お茶配って・・・」という生ぬるい感じでは無意味です。

繰り返しますが、恐ろしいくらい鮮明にイメージしてみてください。


「今日は6/10。私は成田~ニューヨーク線のエコノミー担当。いまは離陸して、ちょうど1時間。ミールのサービスしたいけど、かなり揺れてる。そして、担当するZONEは外国人ばかり。英語苦手だけど、どうやって楽しんでもらおう?あ、昨日調べてきたその国のアニメの話しようかな!」


最低でもこの5倍くらい具体的に想像してみて欲しいです。

どういうことかと言いますと、解像度を上げれば上げるほど、「自分にしかできないこと」が鮮明になってくるのです。

また、細かい動作についても考えるキッカケとなります。

そう、このイメージの解像度が高ければ高いほど、本気で客室乗務員になりたいという自分の尺度を測ることにも使えます。


画像1



◆では、2次面接へ向けどんな準備をすればよいの?

これは、上の章でも言及しましたので、簡単に。

大きく2つ。

①どんな質問にも、自分の軸を根拠に語る練習
②恐ろしいほどの解像度で自分が客室乗務員として働く姿をイメージする


【どんな質問にも、自分の軸を根拠に語る練習】
例えば、「なんで客室乗務員になりたいの?」という問い。

「~という点に魅力を感じたからです!」だと弱い。

「~という点に魅力を感じ、私の~という価値観に一致したからです。」
こう答えたいですよね。

最後は自分の価値観や体験に繋げることでしか、それらを語ることはできませんから。


<時間のない方向け>
面接中は頭が真っ白になりがちですから、基本的な質疑に一言で答える準備はしておくと良いでしょう。困ったときの頼みとなりますよ。


【恐ろしいほどの解像度で自分が客室乗務員として働く姿をイメージする】
これも上の章で述べていますが、具体的であればあるほど良いでしょう。

やっているうちに「あ、これ私にしかできないサービスじゃん」と気付きを得るところまでやりつくしたいところ。

決して高尚なことでなくて良いのです。
小さなことで良い、でも私にしかできないことに気付きましょう。



◆2次面接で受かる人の特徴って?


①自分のことを知り尽くしている人
②自分を大きく見せない人
③謙虚さと自信をバランスよく保持している人

結論この3つかなと思っています。


①自分のことを知り尽くしている人
相当深く知っているかが観点になります。

例えば、「私は努力家です」といった場合でも...

✓長期的に細々努力できるタイプ
✓短期的に一気に没頭できるタイプ
✓自分1人で努力できるタイプ
✓周りを巻き込んで努力できるタイプ

色々ありますよね。
大切なのは、「深い意味で」自分自身を知っておくことです。

綺麗に見せる必要はないです。
貴方が「どのような人間か」を正確に伝えることができ、面接官も同じ感度で貴方を理解できれば良いのですから。



②自分を大きく見せない人
個人的には1番重要だと思う観点。
「等身大」で自分を表現できる人。

なぜ、この資質が必要かと言いますと、客室乗務員はミスを犯してしまった場合、即チームメイトに共有する義務があります。

変なプライド持って黙っていたら、大変なことになりますよね。

なので、面接でも綺麗に取り繕う方よりも、弱みを見せてくれたり、自分の体験を正直に伝えてくれる方の方が優位に立ちます。


私も面接官の時、あまりに綺麗な体験談を並べる人には、相当深堀りして質問させていただきました。
本音を語れる人でないと、自社の飛行機を飛ばして欲しくないと考えていたからです。


また、自分を大きく見せない人こそ、強い人だと思います。
人に弱さを見せることは勇気のいることですし、繕う方が簡単であるのは明白です。

盛ったり、デカいことをいう必要はありません。
等身大の自分を出していきましょう。



③謙虚さと自信をバランスよく保持している人
これまた重要項目。

受験者の中には、極端に自信なさげな人が多い印象です。
「いい人」と見られたいからでしょうか、極端に謙虚すぎる方も。

しかしよく考えてください。


客室乗務員は保安要員。
万一の時は、とんでもない胆力や根性、リーダーシップを発揮せねばならない職業です。

つまり、「弱々しい」とか「自信なさげ」に映ってしまうと、適性がないように見受けられるのでこれまた注意が必要です。


✓謙虚そうな雰囲気を出すのが得意であれば、語気を強めたり、話の内容に強気なエピソードを盛り込む
✓強気な雰囲気を出すのが得意ならば、優しいエピソードを語る

自分を知り、その逆の内容(語気含め)を語ることは1つテクニックとして挙げることができます。




◆まとめ

繰り返しになりますが、2次面接は関門です。
これに受かれば、次は最終。
最終は「やるかやられるか」なので、テンションで乗り切ることができやすいでしょう。

そうであるからこそ、2次面接はどのような見られ方をするか認識し、万全の対策で挑んで欲しいと心から思っております。


JALは2次も集団面接の模様。
ANAは2次から個人面接なので、それだけ人数も絞り込まれていますし、何より1人の人間を細かく見てもらえるチャンスです。

集団と違って、すべて自分のペースで行える面接だからこそ、大きく飾らず「等身大の自分」で勝負してみてください。


「めちゃくちゃタメになった!!!」という方はぜひ拡散しておいてください笑

皆様の検討をお祈りしております。


皆様の夢が叶うことを祈りまして
あぽろ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?