カフェ写真に最適なレンズ探しの旅〜10万位失敗した話〜
おはようございます。
カフェやお菓子が大好きなnananaと申します。
今日は私がやらかしたカメラレンズ選びの失敗談を記したいと思います。
※あくまでカメラも写真もど素人な私の意見なのでご了承頂けますと幸いです。
ミラーレス一眼レフ購入のきっかけ
6年ほど前にカフェ巡りを始めた私は、当時手持ちのスマホで食べたものを撮らしてもらっていました。
しかし、当時のスマホでは、当たり前ですが、SNSで見かける素敵な写真のような綺麗なボケが出た写真を撮ることができませんでした。
この時、私はミラーレス一眼さえ手に入れば、背景がボケた写真が撮れる!と勘違いしていたので、カメラ本体を深く考えずに購入し、後々後悔することになるのです。。
カメラデビュー!でも、ボケない!
近所の家電量販店で家族に勧められたオリンパスのレンズ付きミラーレスキットを購入して、カメラデビューしました。
早速カフェで撮ってみると、確かに画質は綺麗なのですが、私が求めていたボケが出ないのです。。
それもそのはずで、オリンパスのキットレンズは
14-42mm F3.5-5.6
写真教室に参加した際にF値が2.0を下回らないと私が求めるボケのある写真は撮れないと教えてもらいます。
当時、パナソニックLUMIXシリーズのWレンズキット(キットレンズが2つ付くセット)はF値が2.0を下回るレンズが付いていたので、最初からそちらを購入すれば良かったのですが、後の祭り…
レンズを買い足さなければならないことに気付くのでした。
手頃なパナソニックのパンケーキレンズ
レンズを買い足さなければならないことを知った私はレンズを探し始めるのですが、なんせレンズは高い!!特にF値が低いオリンパスのレンズは高い!!余裕で5万は超える!!
ということで、とりあえずオリンパスと互換性があるパナソニックの
LUMIX G 20mm/F1.7
を購入。当時新品を2万円台で買った記憶ですが、今も3万円台で買えるようです。
結果的にこのレンズはとても良かったです。目的のボケる写真も撮れるようになりましたし、何よりコンパクトで持ち運びしやすい。割と長いこと使っていました。
ただ、オリンパスのカメラにパナソニックのレンズを付けているからか、互換性があるとは言えなんか動作がうるさいのです。。
やっぱり、オリンパスの純正を使った方が良いのかなと欲が出て、レンズを買い足すことにしました。
オリンパスの単焦点レンズの購入
オリンパスの標準レンズは正規で買うと5万は超えるのでメルカリで中古品を購入。この時買ったのが
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
メルカリでとっても綺麗な箱付きの中古品を2万円台で買うことができました。メルカリ恐るべし…
で、使ってみると悪くはないのですが、ボケが甘い…やっぱり、F値がもっと低くないとダメか〜と思い、更にレンズを買い足してしまいます。
LEICAの単焦点レンズの購入
もっとF値が低いレンズが欲しい!でも、オリンパスのレンズは高いので、またパナソニックのレンズをメルカリで購入しました。こちらも2万円台で美品を買うことができました。
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH
使ってみると、確かに明るいし、よくボケる。
でも、なんだかカフェで撮りにくいのです。
カフェやレストランで料理写真を撮る時って、サーブされたものを座ったまま撮りますよね。
なのに、このレンズだと座ったままでは料理が切れてしまうことも…(泣)焦点距離が25mmでは長すぎて、見たままの写真よりも手元が撮れてしまうのです。
椅子を引いたり、立って撮影すれば良いのですが、料理が運ばれてきてから立って撮影するのはマナー的に避けたい…
ということで、焦点距離ができる限り短く、かつF値も小さいレンズ探しの旅へ再出発することに。
ちなみに、LEICAのレンズは写真自体は綺麗に撮れる気がするので、カフェ以外での撮影機会(結婚式などのイベント等)では割とよく使っています。
そして見つけた理想のレンズ
性懲りも無く、焦点距離が短く、かつF値も小さいレンズを探し始めたのですが、そもそもそんな用途で使うことは珍しいのかラインナップが少ないんです。そして高い。
オリンパスのレンズは20mm F1.4で10万円。
参考までに富士フィルムの16mm F1.4は15万超え。SONYの15mm F1.4 Gは10万弱。ポンとは払えない金額なのです。
でも、色々探してるうちについに運命のレンズを見つけたのです…!なんとそのスペック…
16mm F1.4
!!!!!!!
そして、お値段は…
5万円以下
!!!!!!!
その名も
SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary
今までの苦労はなんだったのかというハイスペックかつ高コスパなレンズに出会ってしまいました。
こちらのレンズは同じスペックで各社のカメラに付けることができるラインナップを揃えてくれています。(それ故に間違える人が多く、メルカリによく出ています。。)
唯一、欠点を挙げるなら、デカくて重い。私が持ってるデザインが売りのPENに取り付けるとアンバランス感が半端ないです。本体よりレンズの方がデカいし、重い。
そして、お店でカメラを出すと、高確率でお店の方にビビられます。。
でも、距離とボケはバッチリ\( ˆoˆ )/ 数年使っていますが、動作も問題なしです。
これにて、私のレンズ探しの旅も終わったのです。
まとめ
私は深く考えずにミラーレス一眼レフデビューをしてしまったために、使わなくて良いお金をたくさん使うことになってしまいました。5万以下のレンズに辿りつくために、10万近くを使ってしまったのです。
でも、この失敗を防ぐのは結構難しかったかなぁとも思います。なぜなら、カメラ本体は深く考えずに買ってしまいましたが、その後はそれなりに教室に行ったり、本を読んだり勉強していました。
でも、『カフェで座りながら写真を撮る時のレンズは焦点距離20mm以下でF値も1.8未満がおすすめですよ〜』とは誰も教えてくれませんでした。
むしろ、料理写真のプロは焦点距離50mm位の望遠レンズを勧めることすらあります。プロの方はは仕事の時に立って撮影すると思うので少し離れた所から撮影できるレンズの方が良いのです。
(カフェで座って撮影というシチュエーションは特殊なんだと思います。。)
なので、失敗しながら学ぶしかなかったのかなぁと納得しています。でも、せめて私の失敗談が誰かのカフェ巡りのお役に立てばと思い、長々とまとめてみました。
ご覧いただきありがとうございました♩
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?