見出し画像

「英語の発音はあきらめました」


ここ数ヶ月、新しく英語発音に特化したプログラムを作り、活動してきて
たくさんの方にお会いしました。

その中で一番よく聞いたセリフが

「英語の発音はあきらめた(てる)んですよね。」

でした。

他にも、
「発音はもう少し話せるようになってから」とか
「とにかく伝わればいいんですよ」とか
「もちろん発音がいいに越したことはないんですけどね」とか
「発音よりもっと話せる様になりたいんです」

など、多少のニュアンスや言い回しは違えど
驚くほどみなさん口を揃えて
「英語発音はあきらめた」「話す、伝えることがまず大切」
という様なことを言われるのです。

実は、正直なところ、私もかなり長い間
「伝わればいい派」でした。

でも、実際に
「伝わる」ってどういうことなのかは考えたことはありませんでした。


発音の重要性

今回、英語発音に集中したプログラムを開発したのも
その「伝える・伝わる」ということがどういうことなのか
「伝える・伝わる」という過程において、発音がどれほど重要な役割を担うのか
ということを再認識したためでした。

詳細は以下記事をご覧下さい。


なぜ発音を「あきらめる」のか

話を戻し、
では、なぜこうも多くの人が
「英語発音はあきらめた」
と口を揃えて話されるのでしょうか。

まず
「あきらめる」ためには「欲する」ことが前提です
つまり裏返すと
「英語の発音を向上させたい」「カタカナ英語から脱したい」
という気持ちはたくさんの人が持っていると考えて自然でしょう。

だけど「あきらめ」なければいけない要因は何なのか。

それはズバリ、
「誰にも教わったことがない」
「誰も教えてくれない」
「正解がわからない」
「自力で頑張るには限界がある」

これが大きな要因なのだと思います。

私自身も30年以上英語と共に生きてきて
自分の人生の大部分を占める英語ですが
よくよく考えてみると

誰かに発音を「教わった」記憶も経験もありません

たまたま運よく、若い頃にモノマネが得意だった私は
ある程度見よう見まねでなんとかやり過ごせていました。

でも正直、発音記号もその説明も未だにしっくりきません。
どちらかというとややこしくて難しくて苦手です。

「音」という情報を、「調音」という技術を誰にも教わらずに何とか自分だけで、見よう見まねでやり続け、上手になりたいけれど、正解なのかどうなのもわからず、自信も持てず・・・
こんなことを繰り返していれば
「あきらめた」
に辿り着くのはごくごく自然で当然なのだと思います。

発音を重視せずに英語を話すとはどういうことなのか

例えていうのであれば
野球選手になるためにバッティングを見よう見まねで練習する。
とりあえず「打てたら」いいから、「打つことがまず大切だから」と言いながら
とにかく素振りをやり続ける。
でも合っているのかどうかもわからず
打率もあがらないけれど
最終的には打率を上げることは「あきらめて」
できるだけたくさんバッターボックスに立つ様にする。
そのうち当たるから

そんな感じなのでしょうか。

もし、正しい指導を受け、正しいバットの振り方で練習をすれば
今よりも確実に打率が上がるのは想像に難くありません。

英語の発音も、正しい調音方法を知った上で練習をすれば
より伝わりやすい音が出せるようになり
「話す、伝える」ことが格段に今よりスムーズになることは目に見えています。
もちろん伝える相手にとっても負担は大きく減る訳です。

英語の発音をあきらめることをあきらめる

感情、想い、メッセージを目の前にいる相手に伝える最後の砦は「音」です。

より多くの方が言語コミュニケーションにおけるその「音」の重要性を理解し、「発音をあきらめることをあきらめる」
ことができたなら
英語でのコミュニケーションに
もっと自信を持つことができ
英語がもっと好きになり
一人一人の世界と可能性がさらに大きく広がるのではないでしょうか。





英語の発音、やっぱりあきらめたくない!という方に

体で覚える英語発音集中プログラム
https://apluscoaching.jp/pronunciation-communication-program/

英語発音コーチングプログラム
https://apluscoaching.jp/english-coaching-program/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?