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ハンドメイド作家の委託販売とは


ハンドメイド作家の委託販売の種類


ハンドメイド作家さんなら1度は聞いたことがある『委託販売』
委託販売にはいくつかの種類があります。


1.レンタルスペース

カフェや美容院、ネイルサロンなどに場所をお借りして販売してもらう。
基本は自分でスペースの飾り付けや商品搬入を行う。
個人経営の方が多く、月額利用料、登録料が発生。売上の数パーセントを手数料として支払うこともある。
集客は、そのお店に来るお客様が気に入れば買ってもらえる。

2.レンタルボックス

ハンドメイドに特化したレンタルボックス(スペース)。最近増えているスタイル。
お店がインスタライブで紹介してくれたり、SNSで集客してくれる場合もあるがお店自体の知名度によって集客は様々。
月額利用料、登録料、手数料が発生。
ボックスの位置によって利用料が変わる。
遠方の作家は、発送で委託することも出来るが、作品の取り扱いトラブルも多い。

3.ポップアップイベント

百貨店や、商業施設で行われる。
多くの人に自分の作品を見てもらうことが出来、作家本人が在廊することも可能。イベントによっては、仲介業者が入ることもあり、出店料が高額になることがある。また、同じ理由で、手数料が売上の6~7割という場合がある。
ポップアップイベントの会期は3日~1ヶ月程度。
在廊が必要なイベントは、作家自身の時間の問題もクリアしなければいけない。

4.海外展覧会

有名なところは、JAPAN EXPO PARIS 等への出店依頼。かなり高額な出店料が必要。また、出店料以外に、通訳者費用、自分も渡航する場合には渡航費用が追加となる。
自身のブランドのブランディングに必要と判断した場合、大赤字覚悟で挑む必要があるが採算は正直期待できない。
主催者からのオファーの場合、出店料が無料または、オファー価格となる。

5.百貨店、商業施設直接委託

1.に近い形態で、間に仲介業者を挟まず、直接百貨店や商業施設とやり取りをする。
3.に比べて中抜きが無い分、安価に出店出来る。
母体が大きいので広告スキルが高く、委託先のECサイトを利用出来る。会社同士のやりとりとなるため個人事業主になるか、法人化する必要があり、趣味でハンドメイドをしている人には不向き。事務手数料、委託費、販売手数料が必要。販売手数料は施設によって様々で売上金の1~8割。打ち合わせの際には必ず手数料を確認しないと結果、長く続かなくなってしまう。

まとめ

ハンドメイド作家の『委託販売』についてお話しました。
近くのお店から地域に根ざした作家になる。
全国展開する作家になる。
世界展開する作家になる。
あなたの夢や目標に合った『委託先』を見つけて下さいね!

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