映えとかセンスとか技術とかじゃなくて。「いい写真」の定義とは
場所、季節、時間。その瞬間しか切りとれない写真。
カフェ写真だって、友達との記念写真だってそう。
たとえ被写体が動かないものであっても
「誰が撮っても大体同じになる」ことはないと思っている。
そのときの感情とか、「今だ」と思ってシャッターを押したタイミングとか。きっと、その人にしか撮れないものがあるはず、と。
季節の変化を逃したくないから。「こんな風景写真が撮りたいな」というイメージを頭に浮かべながら、散歩をしたり車で出かけたりするようになった。
思わず立ち止まって、シャッターを切りたくなるような風景に出会えると、住んでいるまちのことが、すこし好きになる。
少し前、Instagramで見たリフレクション写真が印象に残っていたから出会えた風景。
リフレクションといえば、香川県の父母ヶ浜が有名だけど。映えスポットじゃなくたって、水が張られた田んぼだっていい。
「リフレクションが有名なスポットを調べなくても、身近なところにあるじゃん!」とひとりで嬉しくなった。
あとから見たときにグッときたり、たくさんある写真の中でパッと目に入ったりする写真って、量産的に撮れるものではない。
映えとかセンスとか技術とかじゃなくて。上手く言えないけど、見た人の心が動いたり、共感したりできるような写真。そんな写真が撮れるように、アンテナを張っておこうと思う。
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