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遂にグランツーリスモがオリンピック種目になりましたが、どうやら代表になるのは厳しそうなので解説記事書いてみた。

どうも、岡田です。

2~3年前からeスポーツがオリンピック種目になると言われておりましたが、遂にその時代がやって参りました。

しかもその種目にはeモータースポーツとして「グランツーリスモSPORT」が挙げられているという…凄い時代になりました😅

しかし選抜タイムアタックに参加してみましたが、自分では結構良いタイムだと思ったタイムでもちょっと代表になるのは厳しい感じ…💧

ですがせっかくグランツーリスモがオリンピック種目になったのに全く関わらないのは寂しいので、このnoteでグランツーリスモオリンピック大会の見所的な所を解説していこうと思います。

◼️オリンピックの"モータースポーツ"は121年ぶり

グランツーリスモがオリンピック種目に…とは言っても、オリンピックメイン競技に入った訳ではありません。

グランツーリスモを始めとするeスポーツ5種目は「オリンピック・バーチャル・シリーズ(OVS)」という大会の中で行われます。

「バーチャルスポーツの分野で新しい視聴者との直接的な関わりを深めることを目的」に、オリンピック・パラリンピックのプレイベントとして開催されるので、悪い言い方をすれば「余興」の大会になります。

しかし、このコロナ禍では本家オリンピックは果たして開催されるのか分からない状態の中で、確実に開催されるオリンピック競技という見方をすることもできますね。

このOVSに選出されたeスポーツは5種目で

・野球(パワフルプロ野球2020)
・自転車(Zwift)
・ボート(Indoor Rowing)
・セーリング(バーチャルレガッタ)
・モータースポーツ(グランツーリスモSPORT)

となってます。

他4種目はオリンピック競技に入ってますが「オリンピックにモータースポーツ…?」
という疑問がある方もいらっしゃると思います。

実は1900年のパリ五輪でモータースポーツは展示種目として開催されていた事があったりします。

とは言えあくまでもオリンピックは「人対人」の大会ということで、その後は今日まで機械を使うモータースポーツがオリンピック種目になったことはありません。

しかしながら国際オリンピック委員会(IOC)はF1なども管理するFIA(国際自動車連盟)とも連携しており、2024年パリ五輪にはカートをオリンピック種目に加える計画も進めているようです。

今回のOVSにモータースポーツ種目としてグランツーリスモが選出された背景には、将来モータースポーツをオリンピック種目に入れて良いものかという実験的な意味もあるのかもしれませんね。

今回選出された5種目のeスポーツの中でも「パワプロ」に続いてグランツーリスモは有名なソフトで、「バーチャル オリンピック」で検索すると真っ先にグランツーリスモのHPが出てくる程eモータースポーツが注目されていると感じています。

スポーツとして疑問符を度々付けられるモータースポーツの、しかもeスポーツがオリンピックって…なんて思ってるかもしれないそこの貴方の気持ちも分からなくも無いですが、この試みが成功してリアルモータースポーツのオリンピック種目追加にも貢献すると最高だなと思っています。

◼️グランツーリスモのオリンピックは日本人金メダルの可能性アリ!

さて、実際オリンピックとしてグランツーリスモの大会が開催されたらどうなるか?という話ですが、多分この記事読むような方はご存知の通り、既にグランツーリスモの世界大会は公式で開催されています。

FIAが競技開催に絡むFIAGTC大会を始めとして、一応スープラカップも世界大会でしたね。
(一応僕も世界大会出たことあるんですよ。2回)

そのFIAGTCの「ネイションズカップ」がほぼそのまま今回のオリンピック競技みたいなものですが、今まで3回日本人が世界1位に輝いています。

中でも「Kerokkuma_ej20」こと宮園拓真選手は2回勝っていて、昨年のワールドファイナルでは「ネイションズカップ」「マニュファクチャラーズカップ」「スープラカップ」の3種目全部勝つという偉業を成し遂げています。

もちろん他の日本人選手も今回のオリンピック選抜TAに参加していて、日本人枠は1つなので必ずしも宮園選手が代表になるとは決まってませんし、他の方が代表でも日本人選手が金メダルに輝く可能性は大いにあると思います。

また選抜方法は他のFIAGTCとは違い、GRスープラRCで東京特設コースを走るタイムアタックの上位16名(各国1名・地域選抜人数上限あり)が、後日レースして決めるという物凄くシンプルな選抜方法なので、見る側も分かりやすいようになっています。

◼️代表選抜TAは大激戦

一応、そのオリンピック選抜タイムアタックに僕も挑戦してみて、初日に1'55.864というタイムが出たんですね。

1分55秒台に入れば速い部類だろうし、55秒前半は宇宙人やろと思ってたんですけど…

3日目の今日の時点で世界トップはイタリアのV.Gallo選手で1'55.179まで来ています。

Gallo選手今回気合い入ってるんですよね。
あ、実は僕スープラカップで一緒にレースしたことありますよ。ボロ負けでしたが。

日本人選手トップ宮園拓真選手は1'55.246で、世界5位のタイム。
日本人選手2位は国体神奈川県代表経験のある森本健太選手で、1'55.366となってます。
これも世界13位のタイムだから凄い。

あと7日もタイムアタック期間あるんですが、世界トップは1分54秒台に入れてきたりするんでしょうか?😅

また、日本人代表は誰になるのかも非常に気になりますね‼️



はい、そんな訳でオリンピック・バーチャル・シリーズの解説記事書いてみましたが、如何でしたでしょうか?

まあある意味いつものFIAGTCとプレイヤー目線的には同じ雰囲気ですが、「オリンピック」ですからね。
注目度は上でしょうから、本選でどんなレースになるのか興味深いですし、終わった後eモータースポーツの認知度向上やリアルモータースポーツのオリンピック種目追加に繋がってくれないかなと、個人的には思っています。


以上‼️


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岡田


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