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Songs for Today's Birthday 3/12 - Ron Tutt

Ron Tutt

ロン・タット(ロニー・タット)は1938年3月12日、テキサス州ダラスに生まれました。ロンがドラムを始めたのは高校時代で、ジーン・クルーパ、バディ・リッチ、ルイ・ベルソンなどに影響を受けたといわれています。カントリーやディキシーランド・ジャズなどをプレイし、進学したノース・テキサス大学ではビッグ・バンドにも参加していました。

ロン・タットの名前が知られるようになったのは、やはりエルヴィス・プレスリーでの活動でしょう。コンサート活動への本格復帰を考えていたエルヴィスのツアー・バンド・オーディションに合格し、エルヴィス命名の“TCB Band”のドラマーとして69年からそのキャリアをスタートさせました。ライヴだけでなくレコーディングにも起用され、77年にエルヴィスが亡くなるまで、メイン・ドラマーとしてサウンドを支え続けていました。

セッション・ドラマーとしてもジェリー・ガルシア(グレイトフル・デッド)を皮切りに、デラニー &ボニー、ビリー・ジョエル、エルヴィス・コステロ、ジョニー・キャッシュ、カーペンターズ、エミルー・ハリスなど、さまざまなアーティストと共演しました。80年代からはニール・ダイアモンドのドラマーとして、ライヴ/レコーディングに参加しました。


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