不知火フレアが30代の心を的確に撃ち抜いてくる話

大きく出ちゃいましたがここにいる30代男性が見事撃ち抜かれたのでこんなタイトルにしてます。

さてふーたん、先日迎えた誕生日に3Dライブやってましたね(改めておめでとうございます)。見ていない方は見ていただけると分かると思うんですが…初手がWelcome!なんですよ。初手がWelcome!なんですよ(2回目)。初手がデ・ジ・キャラットなんですよ。

聞きなじみのあるイントロが耳に入ってきたときは口をあんぐり開けて「マ????」って顔しちゃいましたよ。2021年とは。

そのあとはノエルと二人でチューリングラブを歌ったり、そのほかにもフレアの思い入れのある曲を歌ったりとで、いろいろとふーたんの歌声を堪能していたんですが…最後の最後に流れてきたのがWind Climbing~風にあそばれて~

その日2回目ですよ。また大口開けて「マ????」って顔。

この曲、魔法陣グルグルが最初にテレビアニメになったときの楽曲なんですよ。だから単に懐かしい…という話ではなくて。なんというか、何年も生きてきてふっと立ち止まったときにこの曲があって。それまでにいいことも悪いこともいろいろあって、でもそれでも前を向いて歩いて行こう、そんな柔らかく穏やかな気持ちになれる曲というか。

例えば2番の歌詞、

脇道を独り歩く
そんな自分に 見とれてみたり
歩き疲れたあの人へ
冷たい言葉を 平気で放つ
調子づいてた 小さな自分
風にあそばれて やっとここに立っていた

やっとここに立っていた、この言葉って、10代の時よりも20代、そして20代の時よりも今自分がいる30代。そしておそらく、これから先の40代になってこの言葉を強く噛みしめるんだろうなって思っています。

で。

そんな曲を、今をときめくホロライブが一人、不知火フレアが優しく歌い上げたんですよ。もういろいろこみ上げてきておじさん泣いちゃった。

まぁそんな感じで自分にはド直球に刺さってぐいぐいと撃ち抜かれてしまったわけですが、別にこの曲って世代問わずに(フレアの言葉を借りれば)刺さる曲だと思いますし、寄り添ってくれる曲だと思うんですよね。アイドルからリスナー/ファンに対して贈る曲としてもとても合っているというか。そんな名曲を改めて聴かせてくれたことにも、知らしめてくれたことにも、フレアには感謝だなぁ。

で。

なんかうっかりWind Climbingの話ばっかしちゃいましたけど。ちょっとだけ最後にタイトルに即した話をすると、フレアって90年代~2000年代の、世代的にメジャーな曲(残酷な天使のテーゼとかButter-flyとか)だけじゃなくて、特定の層にしっかりと刺さる曲をたまに歌ってくるじゃないですか。こないだもクリスマス歌リレーでGive a reason歌ってたしいつぞやもSTORM歌ってたし。それが凄い(刺さる)なぁっていうのと嬉しいなぁっていうのと。

個人的にはそのうち恋愛の才能とか恋愛の時空あたりも聞いてみたいところです(既に歌っていたらごめんなさい)。歌声的には恋愛の時空聞きたいなー。

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