パイロマスター2に火入れをした話

[コニファーコーン] バーベキュー用品 フォールディングストーブ パイロマスター2 pyromaster2

たまたま近くに焚き火（not直火）できるスポットがあることに気づいたので昨日手に入れたパイロマスター2の火入れに行ってきました。使ってみた感想と個人的な要望を書き残しておきます。いやぁもっと早く買っておけば良かったと思うくらいいい焚き火台。

結論

専用燃料がペレットなだけあってペレット焚き火をするには最善の選択肢の一つ。五徳が可変なのでカップからスキレットまで幅広く対応できるけど、火力を生かすならやはりスキレットや鍋を使いたいところ。一回り？二回り？ほど小さいお湯沸かしメインのパイロマスターが出てくれると個人的には嬉しい。

○燃焼効率が良い

燃焼効率がとてもいいですねやっぱり。二次燃焼もするしそのおかげで灰になるまで燃え尽きてくれるし。火力の高いからさくっとお湯も沸かせますし。今日の気温は15度くらいだったかと思うんですが、さくっと二次燃焼してもらうためにも風防はあった方がいいかなと思います。なくてもあんまり問題なさそうですけど。

分かりづらいですけど左の穴から炎が出てます。ペレットから出る燃焼ガスと穴から出てきた空気に含まれる酸素が燃焼する二次燃焼が起きています。

燃え尽きる手前ですがこんなレベルまで。ここから更に灰にまで燃え尽きてくれるのでありがたい。（面倒くさいんでここまでくると火吹き棒でゴリゴリ潰したりもしますが）

（△燃料の消費量が大きい）

燃焼効率がいいことの裏返しなので仕方が無いことなんですが、やっぱり燃料の消費が激しいんですよね。単純に自分が普段使ってるペレット焚き火セットと比べてペレット詰め込める容量が大きいというのもあります。いつも100均の400mlくらいの容器にペレットを詰め込んで持って行っているんですが、普段は茶こし一杯分なので容器の1/4くらいのペレットで事が済むんですよね。パイロマスター2の場合、いつもくらいの時間燃やそうとすると同じ容器満杯のペレットが必要になるというこの…いや、ミニofマムな構成と比べるのがそもそもお門違いではあるんですが。

いやそのパイロマスター2って本体の作りもしっかりしているので結構重めのスキレットや鍋なんかも乗せられるんですよね。ダッチオーブンはどうだろ。で、それだけ大きなクッカーに通用する火力を用意するとなれば、これくらいの燃料消費は妥当かなと思うわけで。つまるところせっかくパイロマスター2使ってるのにお湯沸かすくらいしかしていないというのがそもそも役不足ということだと思うんですよね。

ということで、非常に個人的な要望なんですが、一回りか二回りくらい小さいサイズの、お湯沸かしに使える程度のパイロマスターが発売されないかなーって思ってます。ミニバッグにペレットや小道具詰め込んで散歩がてらペレット焚き火でコーヒー沸かして飲めるくらいの用途限られる代わりにちっこいやつ。

着火直後のペレットの量。ワックスペーパー…というか、ろうそくの蝋を染みこませたキッチンペーパーを着火剤にしています。

○作りがいい

組み立てが簡単（広げるだけ）だし、しっかりしてるから前述の通り多少重いクッカーも乗せられるし、可変の五徳のおかげで小さいサイズのカップも問題なく乗せられるし。灰受は取り外せるから燃え尽きたらさっと灰受を外して捨てれば良いし（自分の場合はそのままAsh Sackへゴー）。手広く汎用的な利用に耐えうるだけの作りをしているってのは凄いなぁと。

重さは確かに気にならなくもないですが…まぁチタンバージョンが出てくれると嬉しいですよね…といいつつも約500gなので個人的には割と許容できるレベルです。1kgもあったらさすがにちょっと常用は考えるレベルでしたが。

おわりに

よかったところしか述べてないのでレビューでも何でも無いんですが、や、自分が気になったのが結局の所製品の思想と違うところ（サイズ）でしかないのでまぁそこは将来的に小さいサイズが出てくれたら嬉しいなぁ、ということで。

逆に、パイロマスター2の可能性に合わせて自分のやることを増やしてみようかなと。パイロマスター2を持っていくときは冷凍チャーハンとちびパンも一緒に持っていくとか。火力をもうちょっと生かしたいなぁ。

いずれにしても、ペレット焚き火をするのにとてもいいギアだなと。まぁそのために作られたギアだから当たり前なんですけどね。ペレット焚き火をしてみたい方におすすめのギアなので興味のある方は是非どうぞ。

あ、旧式を売ってる場所も多いのでそこはお気をつけを。2はペレットを注ぎ足しやすいように改良されています。（冒頭のリンクは2へのリンクです）