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春夏向けの生地開発のはなし〜何をどうすればいいのか

この記事には、春夏向け生地の課題と解決手段を載せていきます。
記事を書いていく上で、いいアイデアを思いつけたらと思ってます。

春夏向け生地の課題

①吸水速乾性生地の課題
課題は、吸汗機能があるがために汗を保水してしまうことでウェアが重くなり、肌にベトついて不快に感じてしまうこと
です!



これが解決できればスポーツをするのがより楽しくなりそうですね。
吸収速乾生地の理想は、長時間に渡って汗を吸収し、吸収した瞬間から乾くことです。くどくなりますが、汗をかいてもウェアが重くならず、肌に張り付かない肌離れ性が良い生地であれば、快適に感じるからです。しかし、まだまだ現状は、大量に汗をかくと、乾燥が追いつかず、ウェアが重くなりかつベトベトになり肌に張り付くことがあります。その際に、非常に不快感を感じてしまいますよね。

①吸水速乾性の課題解決手段
https://patents.google.com/patent/JP5371110B2/ja

機能性ウェア開発に必要な知識

毛細管現象の原理

未記入

AVA血管の適温冷却

AVA血管とは、動静脈吻合と呼ばれ、体温を調整する特殊な血管のことです。国内の有名なスポーツメーカであるデサントは、AVA血管を適温の12℃で冷やすことで、体の深部体温の上昇を抑制する方法に着目した商品を上市しています。AVA血管は、手のひら・足の裏・頬などにあるので、適切な部分を冷却することが必要になりますね。
AVA血管に関する詳しい文献はここをクリックお願いします。

機能の評価方法

アセトンによる脂質代謝評価

脂質代謝の評価として、アセトンを利用する方法があります。
アセトンは脂質代謝によって体内で生成され、呼気や尿として排出されるそうです。従って呼気に含まれるアセトンは脂質代謝の指標となり得るとのこと。
なので、ある負荷の脂質代謝効果を知りたいときは、運動中や運動後の呼気中アセトンや血液成分に与える影響について検討を行うのがいいんですね。

詳しくここ

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