子離れへの一歩

今年は最後の年です。

何が最後かと言うと、末っ子が高校3年になったので一緒に生活するのがおそらく最後になるのです。

末っ子は進学希望なので来年の春からは家を出て一人暮らしをする予定です。

長子から数えると今年で25年も子どもとの生活をしてきました。終わりが見えてきてホッとする反面、自分の気持ちの切り替えができるだろうか心配です。

上の子たちの時はまだお世話しないといけない下の子がいたので、淋しい気持ちはあったけどそこまで心配はしていませんでした。

今回は末っ子なので、来年の今頃はいなくなるんだなぁと思うと切ない気持ちになってしまいます。

来年からはお弁当作りや送り迎えすることはなくなり、自分のために使える時間は格段に増えます。

作る食事の量や洗濯ものも少なくなるし、
掃除や片付けも減ります。

学校行事にも行かなくてよくなるし……。

今までの生活とあまりに違いすぎて、どうしたらいいか最初は迷いそう。

日々の生活にはペースやリズムがあって、今まではずっと同じものだったのが急に違うペースリズムになるのは結構大きいストレスです。

体験してみないとわからないですが、頭の中ではわかっているつもりでもきっと感情が揺れるので制御が難しそうです。

まだ具体的に何をするかは考えてはいないけど、今の生活もこれからの生活も心から楽しむことができるのがベストかなと思っています。

末っ子は来年に向けて助走中です。きっと後ろを振り返ることもなく新しい世界へはばたいていくことでしょう。かつての私がそうだったように。

そんな末っ子を笑顔で送り出してやり、そして久しぶりに自分と向き合い、新しい世界を歩んでいけるよう私も少しずつ支度をしていこうと思っています。