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#ネタバレ 映画「ターミネーター2」

「ターミネーター2」
1991年作品
奴は粘菌か
2019/11/26 9:00 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

『 「粘菌」と呼ばれるアメーバと菌類の特徴を合わせ持つ単細胞生物が、今科学の世界で注目されている。脳も神経もない粘菌の“知的”な性質を活用する研究の最前線を描く。

粘菌の持つ“知的”な性質の一つが、迷路の出口までのルートを最短距離で探し出す能力。粘菌を使って東京を中心とした首都圏の効率的な鉄道路線図を作成した科学者は、イグ・ノーベル賞を受賞した。他にも医療や環境問題、さらにはバイオコンピュータの開発にも粘菌活用の期待が寄せられている。』

(  BS世界のドキュメンタリー「粘菌 脳のない天才」より抜粋  )

『 複数のエサを置くと、うろうろして栄養を判断し、成長に最も適したエサへ伸びていく。

エサとの間に嫌いな塩があると、嫌がってあまり伸びないが、何回かすると学習して塩に慣れ、避けずに伸びるように。学習したものと、そうでないものを結合してみると、数時間で情報が共有されるという。現在はその情報回路の「言葉」を解読し、働きかける研究が進んでいる。』

( 2019.11.25朝日新聞(朝)30面 試写室 「粘菌 脳のない天才」より抜粋 )

脳のない粘菌が、脳があるように動き、「情報の伝達・共有」までしている。

私はこれを読んで、「気」の世界でよく言われる言葉、「気は情報でありエネルギーである」を思い出しました。

この世には、「気体メモリー」ならぬ、映画「ターミネーター2」を思い出すような、「流動体の記憶媒体」が存在するのかもしれませんね。

★★★★☆

追記 ( サラはソフトクリームではない ) 
2019/11/26 9:22 by さくらんぼ

封切り当時の映画「E.T.」では、E.Tを乗せ、自転車で逃亡する少年たちを、ショットガンを持った警官たちが待ち受けるシーンがありました。

これが子どもたちに良くない影響を与えるとして、後にスピルバーグ監督は、コンピューター処理で、ショットガンをトランシーバーに描き替えたのは、有名な話です。

そして、この映画「ターミネーター2」にも、不適当だと思われるシーンがあります。

人類の危機を訴えて精神病院に入れられたヒロイン・サラに、(寝ていると思った)職員が、レイプまがいのセクハラをするところです。

無防備に寝ているうちにレイプまがいのことをされるというのは、おぞましく、恐ろしいことです。

これを観た女性が、入院に恐怖感を持ったとしても、責められないでしょう。



(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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