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#ネタバレ 映画「カーズ」

「カーズ」
2006年作品
ビジネスは一人では成功できない
2006/10/8 20:44 by 未登録ユーザ さくらんぼ


( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

この映画は、得意満面のレーシングカー・マックイーン君が主役なのですが、映画の主題を解くカギは、ラジエーター・スプリングスや、マックイーン君を取り巻く、舞台裏のスタッフ、そして、資金を提供してくれるスポンサーたちなのでは・・・と、先日ふと思いました。

マックイーン君がいくら優秀なスポーツカーでも、優秀なスタッフなくしては走れません。試合で勝てません。そして、スポンサーなくしては、最悪の場合、レースに出る事も難しくなります。

また、スポンサーの方でも、スター選手と契約できれば売り上げは伸び、企業は成長できるのです。閑古鳥が鳴いていたラジエーター・スプリングスも結果的にスター選手の力で蘇りました。

そして、極めつけはマックイーン君がレースで仲間を救ったエピソードです。マックイーン君は一位にはなれなかったかもしれませんが、レーサーというビジネスでは、あれで超人気者になりました。ビジネス上では最高の優勝をしたのだと思います。

もしかしたら、この映画はビジネスの成功哲学を語っていたのかもしれません。ビジネスで成功するためには沢山の人の協力が必要です。いくら優秀な人でも、自分一人の力だけでは限界があるのです。

この映画は未来の企業家へ贈られた、そんな教育映画だったのかもしれません。

追記 ( 映画「栄光のル・マン」 ) 
2020/1/13 16:50 by さくらんぼ

今さらですが、マックィーン君が一位になれなかったのは、映画「栄光のル・マン」へのオマージュだったからなのでしょう。

アニメだと見くびっていたところもありましたので、気づくのが遅れましたが、映画「フォードvsフェラーリ」を観て分かりました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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