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#ネタバレ TV「ハケンの品格」

「ハケンの品格」
2007年
奥に「木枯し紋次郎」が見える
2023.2.10

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

これは映画「帰って来た木枯し紋次郎」の追記Ⅳ以降に書いたTV「ハケンの品格」の加筆再掲です。

追記Ⅳ ( 「ハケンの品格」 )
2020/5/1 22:15 by さくらんぼ

往年の人気TVドラマ「ハケンの品格」第1シリーズの再放送を観ていますが、人気TVドラマ「木枯し紋次郎」を連想しました。

紋次郎がくわえていた長ようじが、春子(篠原涼子さん)がフラメンコでくわえていたバラの花や、定時に帰るために凝視していた時計の秒針あたりに記号化されていたのでしょう。

まぐろの解体ショーでは、紋次郎がひるがえすマントのごとく、春子ははっぴを派手に着て、長ドスならぬ長包丁を振り回すのです。

そして、第2シリーズのCMに出てくる春子が、コートをはおって枯葉の街にさっそうと登場するシーンと、そのナレーション語り口も紋次郎を彷彿とさせます。

追記Ⅴ ( 「ハケンの品格」 ② )
2020/5/3 22:34 by さくらんぼ

>そして、第2シリーズのCMに出てくる春子が、コートをはおって枯葉の街にさっそうと登場するシーンと、そのナレーション語り口も紋次郎を彷彿とさせます。(追記Ⅳより)

枯葉ではなくて桜吹雪のようですね。

主人公は、木枯らしから、春子さんにバトンタッチ。だから桜吹雪なのでしょう。

ちなみに紋次郎は家庭崩壊でしたが、春子は会社崩壊でした。

家出した紋次郎は渡世人になり、春子はハケンになりました。

「間引かれ損ない」の紋次郎には、誕生祝などあるはずもありません。「ハケンの品格」第3話には、派遣先がしてくれた誕生祝を拒否して立ち去る春子が描かれています。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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