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#ネタバレ 映画「七つの会議」

「七つの会議」
2019年作品
会社にも両親が必要だ
2019/2/13 22:18 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

これは、たい焼き君ですね。

頭からシッポまで、ぎっしりと、あんこがつまった。

あれほどの、充実したエンドロールを観たのは、映画人生で初めてかもしれません。

TVで観ても迫力のある池井戸潤さんのドラマを、映画館の大画面でやるものだから、それはもう大変なもの。

ハイテンションが続く119分なので、私などクライマックスの御前会議の部分で、とうとう意識を失い、気がついたら寝てました。

★★★★☆

追記 ( 会社にも両親が必要だ ) 
2019/2/13 22:34 by さくらんぼ

ある意味これは、映画「釣りバカ日誌」の裏アカなのかもしれません。仕事をしない男の、裏の顔のお話。

あるいは、もう一つの、映画「マスカレード・ホテル」なのかも。

映画「マスカレード・ホテル」の女クラークと、男の潜入捜査官が、朝倉あきさん演じるドーナツ系女性社員と、野村萬斎さん演じるぐ~たら男性社員 になっているのです。

そして、この男女の正体は、「母性と父性」の記号かもしれません。

追記Ⅱ ( ドーナツ見つけた ) 
2019/2/14 9:16 by さくらんぼ

映画「七つの会議」のチラシには、会議テーブルのような所に、土足のまま立っている野村萬斎さんが写っていますが、あれは「ちゃぶ台返し」の記号かもしれません。

そして、よく見ると、彼の右手の辺り、くっつくようにして、ティッシュの上に置かれたドーナツが見えるのです。あれは、彼と一緒に戦った朝倉あきさんなのかも。

チラシでの扱いに、二人の大小がありすぎるのは(個人的にはもっと載せてほしいですが)、男女差別ではなく、主役脇役の関係だからでしょう。

しかし、このドラマ、もしドーナツと朝倉あきさんがいなかったら、人相の悪い野郎たちが、怒鳴り合うばっかりの、殺伐とした世界になってしまいかねません。

だから、ドーナツと彼女の役割は、一輪ざしの花のように、あるいはサーカスのピエロのように、とても貴重かつ、重要であったと思います。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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