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読書メモ「東大首席が教える超速「7回読み」勉強法」

 改めて勉強が必要になったが、日々の暮らしの中では机に向かっての勉強の時間が取れない。読むだけなら、と手に取ってみた。
 同じテキストを7回読むことで内容を頭の中に写しとるというもので、科学的な根拠に基づくものではなく、筆者自身の経験から確立された勉強法である。とはいえ、東大に入り、そこで首席になり、司法試験に受かり、財務省に採用されたという輝かしい実績に基づいている。
 読書百遍意自ずから通ず、の愚直な実践であろう。
 筆者は「サラサラ読み」で1冊を30分から1時間で読むのを7回繰り返すと説くが、僕にはこのサラサラ読みが上手くできない。1冊1時間で読むことを繰り返してみたが、内容が理解できない読書を繰り返すというのが、どうにもスッキリしない。やはり、ある程度理解しながら読む方が楽しいし、それには1冊1時間では無理である。これは小説などの娯楽はもちろん、勉強のテキストでも同じ。
 とは言え、僕はもともと小説でも2回読むことをしてきた。やはり、2回読むとよく理解できるし、2回読んでも楽しい本が良い本だと思う。
 そこで僕は、ある程度理解しながら読むことを何度も繰り返す、という方法で勉強を進めることにした。
 なんであれ、自分に合う方法を見つけることが大切だと思うのである。

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