ニッチな記事をたくさんの人に読んでもらう方法「コアな層からコアな層への拡散」
つい最近、僕のTwitterアカウントでの過去最高のリツイート数・「いいね」数をもらえました。
ブログを書くたびにTwitterで「ブログ更新しました〜、○○な記事です」的な内容のツイートをしているんですが、このようなブログ更新報告ツイートとしては過去最高のリツイートと「いいね」の数でした(2018年4月4日現在で25RT、58いいね)。
僕のアカウントにしてはかなり反応のあったこのツイート。
実は、投稿した日はまったくの無反応でした。
ツイート翌日にとあるきっかけがあり、そこから反応が集まってきた感じです。
どのような経緯でツイートが広がっていったのかをつぶさに観察することで、その現象の本質がわかったような気がしています(タイトルが答えなんですが)。
何が起きたのかを時系列で書いていきます。
はてなブログの公式Twitterがツイートしてくれた
先に述べたように、ブログを更新した2018年3月27日の夜に投稿した更新報告のツイートは、その日のうちは全然反応がありませんでした。
しかし翌日、28日の朝8時にはてなブログ公式のTwitterが僕のブログ記事をツイートして紹介してくれました。
はてなブログ公式Twitterアカウントのフォロワーは2万を超えます。
フォロワー1000にも満たない僕からすると宣伝力が桁違いです。
このはてなブログのツイートがすべてのきっかけとなりました。
飯塚大悟さんやリトルトゥースがリツイートしてくれた
水曜ヒルナンデスの構成作家をやっている飯塚大悟さん(水曜日のダウンタウンやクレイジージャーニーなどもやっている)が、そのはてなブログのツイートをリツイートしてくれました。
そこから広がってリトルトゥース、つまりオードリーのファンの皆さんがリツイートしてくれました。
最初はじわじわと、5〜10RTくらい増えていくのを確認していました(2018年4月4日現在では17RT、35いいね)。
リトルトゥースが僕のツイートも見つけてくれた
この時点ではまだ僕のツイートは見つかっていませんでしたが、リトルトゥースの皆さんの引用リツイートやリツイート後の言及ツイートを僕が「いいね」したことにより、彼らが僕のことを見つけてくれました。
僕のツイートはここで初めてリツイートされます。
リトルトゥースがリトルトゥースを呼ぶようにして、トゥース(RT)の輪が広がっていきました。
この日が水曜日だったこともあり、ヒルナンデスの放送時間の正午少し前あたりにどんどんトゥース(RT)され、鬼がわら(いいね)も増えていきました。
その結果、僕のTwitterアカウント史上最高のRTといいねをもらえました。
フォロワーは加担せず、非フォロワーだけが拡散した
今回のツイートでのリツイートや「いいね」に、僕のフォロワーはほとんどいません。
ブログの内容がコアなオードリーファン向けなこともあり、数少ない一部の層には刺さるけど一般の人には理解されない、いわゆるニッチな記事だったように思います(いちおう読み手を選ばないように書き方は工夫してますが、内容自体に興奮してくれるのはやはりコアなオードリーファン、つまりリトルトゥースのみ)。
僕はミュージシャンなので、僕のフォロワーは音楽関係の人や、音楽好きの人が多いです。
お笑い好きの人もいるにはいますが、大半は音楽の界隈の人たち。
そんなフォロワーの皆さんが、コアなオードリーファン向けの記事にピンとこないのも想定内ではありました。
フォロワーにはピンとこなくとも、全国に潜む「コアな層」の人たちに届くことによって、コアな層からコアな層へと拡散されていく。
今回のツイートで唯一拡散される可能性のある方向性での拡散が成功した事例だと思いました。
自分の好きなことを書いて、それを読みたい人に読んでもらいたい
ブログでは自分の好きなことについて書きたいと思っています。
そうやって自分の好きなことを書き続けていくと、どうしてもコアな話になっていってしまいます。
そのコアな内容を、ライトな層の人にも読めるように、わかりやすく書く努力はしているつもりで、それはとても大事なことだと思っています(コア層への入り口となってくれたらうれしい)。
しかしやはりコアな内容を求めてる人にこそ届いてほしいという気持ちもあります。
ブログの内容はより深く、書き方はよりわかりやすく。
そんな記事をこれからも書いていきたいです。これからもひとつよしなに。
いつも読んでくださってありがとうございます。 よろしければサポートをお願いします!音楽機材を買いたいです。