サーバー

Mac Quid Pro Quoによるサーバー構築

Quid Pro Quo Version 1.0.2によるインターネットサーバー構築  1999年6月

 まず Quid Pro Quo Version 2.1.2 で行おうとしたのですが、起動はするが何故かHTMLを認識してくれないし、どうやら Version 2.1.2 は安定性があまり良くないらしいので他のWebサイトで紹介されている Version 1.0.2 で行うことに決めた。

まず初めは Quid Pro Quo Version 1.0.2 を探して

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こんな  Quid Pro Quo1.0.2インストーラー をダウンロードしてくる。インストールする場所に制限はないので、好きな場所にインストールする。インストールを行うと

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こんなフォルダー『Quid Pro Quo1.0.2』がインストールされる。この『Quid Pro Quo1.0.2』の中の『Quid Pro Quo』起動すると

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こんな画面が表示され、赤丸で囲んだところがこのサーバーの IP address です。これをブラウザのアドレス欄に打ち込めば Default のページが表示されることになる。
 なんとこれでWebサーバーとしては完成で、サイトは公開できるし cgi も使える。

 じゃあ自分で作ったページを表示したい、と思うなら Default のページを変更する。Control メニューから Configure Server を選択して、Default Files(青丸)を選択すると

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こんな画面になるので赤い丸で囲んだところを index.html とか任意のファイル名に書き直すとそれが Default のページになる。
 ここで気をつけることは公開するWebページをQuid Pro Quoフォルダの第一階層に置く必要がある。
 これで初歩的なところは終わりです。これだけ分かればひとまず初心者の人はしばらく使えると思うし、実際にプロバイダーのサーバーでもこれくらいの使い方しかしていない人は割と多いのではないでしょうか。私ならとりあえずこれで十分です。だけどカウンターくらいはほしいと思かもしれないので、わたしなら思うので、カウンターの作り方を次に書きましょう。

 Quid Pro Quoには、カウンタープラグインが最初から付属しています。そのためQuid Pro Quoサーバー上のページでは、次のように書くだけでページにカウンターをつけることができます。

<IMG SRC=".count$gen>

カウンターの桁数や色を変更するには

桁 数:<IMG SRC=".count$gen/width=6">(桁は1~12。デフォルトは8桁)
表示色:<IMG SRC=".count$gen/color=10">(8ビットカラーで0~255)

のように変更します。
ページごとにカウントしたい場合や、とにかくたくさんのカウンターがほしい場合は「Easy_BBSから始まる掲示板構築実例。」にカウンターCGIを紹介しているのでそちらを参考にしてください。


CGIのローカルのテスト用設定
 ダイアルアップ接続の場合、CGIチェックの際にそのつど接続するのは面倒だし電話代も気になる。そこでローカルでサーバーのCGIをチェックするために、TCP/IP の「設定」に、CGI テスト用の設定を登録する。

TCP/IP で、ファイルメニューから設定を選択する。

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接続を Either にして、アドレスは手入力に設定する。
IP アドレスを 192.168.0.1、サブネットマスクを 255.255.255.0 にして、 ルータ(ゲートウェイ)、ネームサーバは空欄のままにします。

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この設定を「CGI テスト」というような名前で保存しておいて、必要に応じて切り替える。
テストの際には、http://192.168.0.1/ でサーバにアクセスできます。
1999.6


参考ページ
WebCenter / Quid Pro Quo について
カウンタープラグインの使い方
Quid Pro Quo FTPサイト
Quid Pro Quo On-Line_Manual

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