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パリの街並みと花のある風景

こんにちは青山フラワーマーケットのT.Hainoです。2017年7月にパリに行ってきましたので現地の様子をレポートさせていただきます。

ボン・マルシェのエピスリー

青山フラワーマーケットrue du Bac店からほどちかい、高級百貨店「ボン・マルシェ」に併設している高級スーパー「ラ・グランデピスリー」は色で溢れる刺激の宝庫。毎回、滞在中に何ども訪れます。

色の配置が絶妙なフルーツコーナー。
オレンジ、黄色、赤の間に挿し色のように入っている緑の果物たち。まさにブーケの間に入っているグリーンのようです。

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シンボルグリーンを囲うように作られたカフェ「La Table」。

ルーフからの採光の気持ちがいい。ここはいつも行列が耐えない。日本にあっても絶対に流行りそうです。

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セレクトショップ「メルシー」

北マレにあるセレクトショップ「メルシー」。
ちょっと離れた場所にあるものの、オシャレピープルでレジには行列が。
ここは、リネンの色のバリエーションが豊富で、見ているだけで幸せな気分に。どの色も少しグレーを足したような、発色なので、いい夢が見られそうです。

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パリ、21時30分・・・

パリの夜は長い。日が落ちてくるのは夜10時を過ぎてから。
早く家に入るのがもったいない気分になります。
そのため、カフェのオープンテラスでワインを飲んでいる人も少なくありません。ただし、夏至を過ぎたので、すでに一日が短くなってきているそうです。

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フローリスト「Rene Veyrat」

アパートのあるFriedland通りを下ったところにあるフラワーショップ。

最近、ディレクターが変わったそうで、この春、農水省のプロジェクトで日本の花を輸出した際にもたくさん購入してくださったそうです。

「日本の花は珍しくて、質もよくて、とても良かったよ。ぜひ輸出を続けて欲しいな」とおっしゃっていました。

ディレクターが変わってから、切花の品揃えはもちろんのこと、観葉植物や多肉、蘭の鉢植えなど、品目のバラエティも増やして、パリでも注目されているそうです。


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ノルマンディーの街「オンフルール」

以前、雑誌『フィガロ』で見てから、ずっと憧れていた街。

セーヌ川左岸がちょうど海へと続く場所です。
頭の中で記憶していたのと、まったく同じ街並み!
パリとはちがって、穏やかで優しい時間が流れていました。

建物の色も計画的に塗っている訳ではないのでしょうが、グレーを基調にしたグラデーションと、それぞれのキャノピーの色がマッチして素敵です。

ちなみにノルマンディーの特産といえば、カマンベールチーズと、りんごのお酒「シードル」が有名。

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ブルターニュの街「サンマロ」

英仏海峡をのぞむ城壁に囲まれた港町。16世紀には海賊の町としてその名をはせたそうです。

フランスでいつも感動するのは、カフェの店構え+インテリア+食器+スタッフのユニフォームのコンビネーション。
それぞれが国であるかのように主張しながら並んでいます。
さらにいうと、店構えによって、客層がちがってくるのが面白い!

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フランスの地方都市には至るところに花が

庭、ベランダ、ハンギング、窓際、いたるところに花が咲いていました。
花を植える、水をやる、育てる・・・。それには心に余裕がないと無理。
花を育てることが、日常の行為の一つになっているのでしょう。

フランスの郊外でみたアジサイはブルーよりもピンクが多かった印象です。

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フォーシーズンズホテル ジョルジュサンクのディスプレイ

この日はピンクのシャクヤクとパープルのアジサイがエントランスに。

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奥に進むとパープルの世界に。
バンダのタワーは圧巻!いったい、全部でいくらかかっているのでしょうか?!?!?!

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