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猫が小康を保っているので勉強を再開した(おそっ)。

一昨年の4月から社会福祉士の受験資格認定のために、専門学校の通信講座に通っていた。

通っていたといっても、通信制なので、スクーリング程度なのだが、必修科目となる180時間の相談援助実習などもあり、なかなかハードではあった。

180時間とは、平日月曜〜金曜までの朝8時半〜17時ごろの現場なのだが、実習日誌というものがあり毎日提出が必要となる。しかもフォーマットがあり、手書きだ。
鉛筆で下書きを書いて、清書する。のに間違う。これが毎晩自宅で3時間ほどかかって泣きそうだった。

正式な書類のため、間違えると修正印をおさねばならない。ひどいときは、書面のあちこちに「青山」「青山」の判子が赤く目立っていて、情けなくなった。

さておき、通信制だしと舐めていたが、課題の量もはんぱなかった。3カ月に1度ほど、課題提出締切があるのだが、ちょっとずつやっておかないと、1週間やそこらで片付く量ではない。

夏休みの宿題を小学・中学と一度も提出したことのないわたしだが、これをクリアしないと卒業認定されないので必死のぱっちで取り組んだ。

そんな1年半をなんとかやり終えて、昨年8月の終わりの修了試験にも一発合格できて(8月頭に父が倒れて、看取り、葬儀と済んだ盆前からこっちまで死にそうな気分で試験勉強をした)、ようやく「社会福祉士 国家試験 受験資格」を得られたというのがいまの段階だ。

いやあ、長かった…。
なんども、もう無理、やめたい、なぜ始めようと思ったのかとさえ。

でもまあ、ここまで来たので、なんとか国試も頑張ろうと昨年11月ごろから仕事をセーブして、新刊の発売とレギュラー仕事くらいに絞っていたものの、新刊が出てからの販促活動がけっこうばたばたして(おかげさまで)、ようやくおちついた12月頭。
試験までついに2カ月切ったよ、おい。
と汗が滲んだ矢先に、猫のがん告知に余命宣告。

今年は父に続いて猫まで看取るのか…。

そのことがなによりきつくて、もう何もする気がなくなった。
猫のことしか考えられない。

その頃に再開したのがこのnoteでした。
告知以降のことは、書いているとおりです。

それで、今日はなんの更新かといえば、一昨日くらいから、ようやく勉強を再開しているって話です。

ヘッダーの写真にあるように19科目が必修で、試験も朝から夕方まで19科目行われます。

専門学校では、お勧めの過去問題集があり、それを3巡すればなんとか合格できるだろうと言われています。

試験には、毎年定番の基礎問題と、その年の新しい問題があり、なぜかというと社会福祉に関する法制度はどんどん変化しているから。

過去問では、主に基礎問題に対する力を身につけるものなので、それだけ全部覚えて身につけても、140点満点の100〜120点しか取れない(完璧に満点取れたとして、ですよ…)。

そして、90点あたりが合否のボーダーになるので、基礎問題でぼやっとしていたら、確実に落ちる。は、ハードすぎやしないか…。

合格率は20パーセント後半。3割をきるくらい。

きつい闘いなんだけど、はじめてしまったものは仕方がない。
今日も猫が横でこうして寝てくれている限り、なんだか頑張れそうな気がします。ダメ元とはこのことかって感じだけど。

あと3週間ちょいで600ページほどある過去問を2巡しないといけない。

背水の陣ですなあ。

頑張れよ。
はい、なんばります。