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#4 「大手塾はたぶん合わなかった」ちー助の場合



ちー助の成績は、ほんっっとうに凸凹でした。
それもそのはず、模試を受けたの自体が小5の後半、それまでに対外模試を受けたことがなかったからです。

5年後半から入った塾も、大手塾のカリキュラムとは違うし、まだまだやっていないところもあるので、親はまだ習っていないところなら点が取れなくても何も問題ないと思っていたし、塾の先生も、だんだん模試にも慣れてくるし、これから6年後半に向かって上がって行くので大丈夫、という感じでした。
実際その通りで、穴が埋まって行くにつれ6年の後半には志望校のレベルまで上がっていきました。

というスタンスでいたのですが、これは大手塾にいたら通用しなかったでしょう。

聞くところによると、大手塾では人数が多く公平性を保つため、四科で厳密にクラス分けするようで。凸凹な子は、なんとなく平均的なクラスになったしまうのでしょうか。そうすると、せっかく一科目だけすごく良くできて武器になりそうでも、それを徹底的に磨くということはできません。その場合は、平均的なクラスにいつつ、苦手と得意な科目だけ個別等で学習する、ということになるでしょうか。それはちー助にはきっとキャパオーバーだったでしょう。

ということで、やっぱりちー助には、算数は上のクラスでやらせてもらえ、国語は丁寧に指導してもらった、お世話になった塾が一番合っていた気がします。

国語は、幼さが出る科目だと思うので、6年に慣れば少しは追いつくだろうし、嫌なのに無理にたくさん勉強させて嫌いにさせたら伸びるものも伸びなかったんじゃないかな、と思っています。


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