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色彩検定2級・3級・UC級の勉強時間はどのくらい必要?

文部科学省後援 色彩検定は、色の資格の中で1番メジャーな検定です。

2022年度夏期検定(6月26日(日))まで1ヶ月半となりました。

夏期検定の申し込み期間は、ネット申込で 5月23日(月)まで。
これから受検を考えるという人もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで気になるのが勉強時間はどれくらい必要か?ではないでしょうか。

2008年から色彩検定を指導し、1000人近くの受検者をみてきて体感として感じている勉強時間の目安をお伝えしますね。

※独学で勉強する前提です

色彩検定3級の勉強時間

色彩検定の初級レベルが3級です。

全く色の知識がない(色の勉強がはじめての)人は、余裕をもって勉強するなら2~3ヶ月期間がほしいところです。

1日に確保できる勉強時間にもよりますが、2~3ヶ月あれば毎日勉強できなくてもどこかの日に集中して数時間取り組めたらOK。
(1か月前からは2日に1回は必ず勉強、1週間前からは毎日勉強するとして)

もし3か月前から毎日30分~1時間コツコツと集中して勉強できたら、十分な
勉強時間だと思います。


短期間で真剣に取り組むなら、1ヶ月前からでも合格は可能です。

勉強時間を捻出し、効率よく暗記ができれば問題ありません。


私が販売している動画講座「色彩検定3級対策講座」※をご利用くださった方で、2週間で合格された強者もいらっしゃいます
(それまでは勉強が進まず、受検を諦めようかと思っていたそうです)

本気を出せば合格できる級ですので、受験料を払ったなら1発合格を狙ってくださいね。

色彩検定2級の勉強時間

色彩検定2級は、3級より難易度がグーンと上がるというより、3級の知識をふまえた上で、新しい知識を習得するといったイメージです。

3級よりは少々専門的な内容になりますが。


3級より2級の合格率が低い理由のひとつは、3級を飛び級して受検できるからではないでしょうか。

3級を取得していなくても2級受検が可能なのです。


2級から挑戦する場合

3級をすっとばして2級を受けるのもアリなのです。

けれど、先に書いたように2級は3級の知識があること前提です。
(とくに配色の問題)


飛び級するかどうかによって勉強時間が変わってきます。


3級を受検せずに2級から受検するなら、2ヶ月前から勉強をはじめたいところです。

3級の内容を完全網羅する必要はありませんが、ある程度3級の知識を入れてからでないと2級の勉強が進みません。

焦りたくなければ、3ヶ月くらい前から取り組めたらいいでしょう。

もしもチャレンジできそうなら、どのみち3級も勉強するので、2・3級併願受検も視野に入れてみてください。

(併願するなら勉強時間は3ヶ月ほしいですけど)


3級を合格している場合

3級を取得していたとしても油断は禁物です。

3級受検から2級受検まで期間が開いていると、3級の内容を忘れていることが多々…。

3級を思い出す時間が少々必要だということを念頭に、取り組んでください。

なので結局のところ、余裕を持ちたいなら2ヶ月前から勉強スタートが理想。

一気に集中して勉強するなら1ヶ月前からというところです。

3級とレベルは変われど、2級3級で勉強時間をそこまで大差をつけなくてもいいかなと思っています。

UC級の勉強時間

UC級は難易度でいうと比較的易しいといわれる級です。

なぜなら、2級や3級と内容が重複している部分があるからです。

色彩検定1~3級を取得している人にとっては勉強しやすく、1ヶ月真剣に取り組めば合格は可能です

勉強期間が2ヶ月あれば焦らず取り組めるのではないでしょうか。


もしもまだ3級を取得せずにUC級から受検するなら、難易度はぐっと上がります。

UC級に3級の内容が入っているので、別時間をとって3級の勉強をいちからする必要はありませんが、色彩の基礎知識がない状態では暗記がちょっと大変です。

2ヶ月前から勉強を始めた方がいいでしょう。

3級を取得していないなら、UC級と併願受検もおすすめです。

重複部分がありますので、勉強時間が2倍かかることはありません。


何時間勉強するかよりも大切なこと


色彩検定に限らず、資格の勉強をしたことがある人ならお分かりのはずです。

勉強時間が長いから絶対にいいとは言えません。

ダラダラといたずらに勉強時間を延ばしたところであまり意味はなく、短時間でも集中して頭に入ってくればOKなのです。


上記でそれぞれの級の勉強期間の目安をかきましたが、あくまで目安です。

1回で何時間勉強するかによもよりますよね。

ある程度長い時間勉強した方が、一夜漬けのような勉強法より身になる確率は高いです。それは間違いない。

けれど、「まだ2ヶ月もあるな~」なんて変に余裕がでてしまい、勉強に身が入らない人もいるでしょう。

人によって勉強のスイッチの入り方は違います。

時間に余裕がほしい、コツコツ勉強したい、追い込まれないと集中できない

自分がどのタイプか見極めて勉強時間を考えてみてくださいね。

忙しい合間に独学で勉強するなら、時間よりも「質」重視で。


色彩検定の勉強を効率よく進めるには

色に慣れよう

色彩検定はその名の通り「色」の勉強が中心です。

色は英単語や年号のような丸暗記はしにくいです。

暗記というより「慣れ」だと私は常日頃受検生に伝えています。

一夜漬けで慣れることはできません。

特殊な知能を持つ人か、色の予備知識がある人、寝る間を惜しんで必死になる以外は、1週間の勉強では合格に至りません。


色に慣れるためには、テキストを読めなくても、参考書を開けなくても、1日でも早く色(配色カード)を見て、色の感覚をつかんでください。


はじめから色を覚えようなんて思わなくても大丈夫です。

「この色が好き」「この色が嫌い」と眺める程度からでいいですので、色を見ましょう。


暗記は2種類ある

色以外のところでは、色彩検定は基本暗記がものをいいます。

暗記は暗記でも、
●テキスト(や問題集の解説)を見て、用語を丸暗記するだけで乗り切れるもの
●しくみや関係性を理解してから暗記できるもの

の2種類があります。


もっというと、丸暗記にものすごい時間を使いすぎなくていいものと、時間をかけてでも覚えていかないといけないものがあります。

そうした暗記のポイントを知ると、効率よく勉強を進められますよ。


効率よく暗記するためのお供に!
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