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色彩心理でみる控えめな人への指導法

表立った自己主張をせず、周囲の状況をよく見て対応するのが得意なグレーの性格を持つ人。

グレーには、上品・控えめ・おだやか・中立の意味があります。

グレーの性格の人は、そっと人のそばにいるような存在で、とても控えめ。

人の感情の機微に敏感に反応できるので、人のケアをするようなお仕事が得意なタイプです。(医療・介護従事者やセラピストなど)

こんなグレーの人ですが、他の色の性格の人からすると「自分の意見がない」とか「優柔不断だ」と見られる場合があります。


グレーの性格を持つ看護師の友人が言っていました。

はきはきとした上司(おそらく赤の性格を持っている人)から、「あなたのがんばりは分かるけど、、でも~」としょっちゅう言われるそうです。

分かると言いながらも、グレーさんなりの本来の頑張りは理解していないようで。


言われる度に「そうは言っても…」と自分のやってることと矛盾を感じ自己否定になってしまう彼女。

その矛盾さえ上司に伝えることが苦手なのです。

しかし、グレーの性格を持たない人(この場合上司)は、そんな葛藤に気づけませんし、なかなか本質を理解できません。

グレーの人はもう十分頑張っています。

「もっとがんばれ」の声掛けでは、どう頑張ればよいのかが分かりません。

赤の人はグレーの性格とは真逆で、自己主張がはっきりできてスピード感があります。

赤の人にとって面倒くさいことかもしれませんが、グレーの人の声にじっくりと耳を傾けてみてください。

言いたいことはあっても、さえぎらず、怖いと思わせず。

もしそれが難しいなら、傾聴が得意な方に担当してもらってもいいかもしれません。

指導をするのは、お話をじっくり聴いてからです。

グレーの人は真摯な人なので、きちんと寄り添って話を聴いてもらえたと感じたら、その後の指導は素直に受け入れます。
(無茶な要求でなければですが)


控えめな人には指導もそっと控えめに。

ガツンと面と向かって言うよりは、オブラートに包んでそっと手渡すイメージでお話ししてみてくださいね。

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