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悪い子の夏休み映画

『マッド・ハイジ』(2022/ スイス)監督ヨハネス・ハートマン、サンドロ・クロプシュタイン 出演アリス・ルーシー、マックス・ルドリンガー、キャスパー・ヴァン・ディーン、デヴィッド・スコフィールド、アルマル・G・佐藤

スイスが誇る名作『アルプスの少女ハイジ』を、同国出身の監督とプロデューサーがB級エログロバイオレンスバージョンにアレンジ!
チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべて のチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨した。それから20年 後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさば き、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでもマイ リの手下に山小屋ごと包囲されて爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血 祭りにあげ、母国を開放することができるのか!?

良い子は『君たちはどう生きるか』を見るのだろうけど、悪い子の夏休み映画といえば『マッド・ハイジ』だった。ネタとしてB級ぽさを楽しめない人には勧められない。下ネタオンパレードだし教育上良くない映画だった。

でも奴隷のように手懐けられた国民にはこのぐらいの刺激があったほうがいいかも。ハイジが「キル・ビル」になるというような映画。スプラッターな残虐シーンもあるので覚悟して見られよ。まあ、映画としてはゾンビ映画に黴が生えたような感じかな。チーズ臭いというような。

日本でも「マッド・ハヤオ」なんて映画出来るわけないよな。


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