ヨイクを聴く
Jan Garbarek"I Took Up the Runes"(ECM/1990)
今日も朝は冷えて寒い。北欧ほどではないだろうけど。そんなことでノルウェーのサックス奏者ヤン・ガルバレクです。内に籠もるメラメラする暖炉の火のような透明感あるけど熱い音です。
このアルバムはサーミ人が歌うヨイクを取り上げています。ヤン・ガルバレクはこうしたヴォーカルものを取り上げるのが多く、ヒリヤード・アンサンブルでも中世音楽のアルバム『オフィチウム』がありました。そっちのほうが有名ですね。
ヨイクはラップランドに伝わるサーミ人の歌唱法で追外の歴史とかアイヌ人と似ています。即興で歌われる自然賛歌で、ユーカリとも共通点があります。映画『アナと雪の女王』でも歌われたとか(残念ながら見てないです)。『サーミの血』は良かったです。
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