ワンパターンだがそれがいいボクシング映画

『クリード 過去の逆襲』（2023/ アメリカ）監督： マイケル・B・ジョーダン　出演： マイケル・B・ジョーダン／テッサ・トンプソン／ジョナサン・メジャース／ウッド・ハリス／フロリアン・ムンテアヌ／ミラ・ケント／フィリシア・ラシャド

ロッキーの魂を引き継いだチャンプ、クリードの前にムショ上がりの幼馴染デイミアンが現れる。実は、クリードには家族同然の仲間を宿敵に変える誰にも言えない過ちがあったのだ。復讐を誓う最強の敵から、未来を勝ち取ることが出来るのかー。

時間があったのでポイントで。これは王道というかワンパターンというか「ロッキー」の系譜のボクシング映画ということで単純に楽しめた。ハリウッドのショーマンシップ溢れる会場の臨場感とかお約束の練習風景とか。今回はクリードの少年時代の苦い体験がポイントとなるのだが、大人になってからの挑戦者はあまり強そうじゃない。もっとタイソンみたいな奴連れてこいよと思ってしまったが、ボクシング映画の魅せるところは魅せるという映画だった。あとミュージシャンの奥さんがいて、娘が聾唖というのもポイントかな。この娘がそのうちボクシングをやるようになるのだろうか？

あとおまけアニメが付いていて、それはSFタッチのボクシング映画で面白かった。予告編みたいな感じだったが新たに制作されるのか？日本のアニメに影響されたとか。