拝観す景色は有料ロープウェイ
横浜ケーブルカー。ロープウェイだった。乗ったことはない。片道千円するのだ。映画一本見られる(会員サービス)。カップルや家族連れなら楽しいかもしれないが。そうか、大観覧車まで行くんだ。そこでまた観覧車に乗るということか。みなとみらいは金のかかるデートスポットだった。
今日は川柳だった。
昨日は図書館で予約本借りて映画館のコース。キャベツが安かったのでキャベツ三昧の夕食。『犬神家の一族』を見ながら寝てしまった。
読書。大江健三郎『同時代ゲーム』書簡体で話がとりとめもなく進んでいく。語り手は書紀みたいな役割で妹が革命を起こす(壊す人か?)の伴侶となるような。そうした経緯をメキシコに留学(日本学の先生として)した生活と共にかたるのだが、アル中気味の語り手だから話が要領を得ないのだった。四部構成になっているのだが。まだ最初の手紙だった。長い。一通の手紙が漱石『こころ』の先生の手紙ぐらいはある。こういう書簡小説はよくあるパターンではあるが。一人称で日記の次ぐらいに語りやすいのかもしれない、妹よ。
架空の妹に語りかけてみた。
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