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今朝の音楽

Barbara『The French Connection: Barbara, Vol. 1 』

バルバラはフランスのパリ在住のシャンソン歌手。映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』を観てからちょっと気になるシャンソン歌手だった。

今朝はベンヤミン『パサージュ論』でこんな言葉を見つけたから。

「パリのシャトレ監獄には地下牢があった。(略)この地獄のような墓場で彼は何をしていたのか。墓場でできること、つまり死に瀕するのだ。地獄でできること、つまり歌うのだった。......隠語のシャンソンのほとんどすべてはここで生まれた。」(ベンヤミン『パサージュ論』「C 太古のパリ、カタコンベ、取り壊し、パリの没落」から、ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』「地下のパリ」)

シャトレ監獄のシャンソンは見つけられなかったのだが、バルバラが歌う「À Saint-Lazare」は、監獄の歌だったようで。



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