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異邦人のパラダイスか

John Lurie“Stranger Than Paradise/The Resurrection of Albert Ayler”

一昨日がアルバート・アイラーの命日とされる日で、ジョン・ルーリーがアイラーの為に演奏したCDを想い出した。このアルバムはジム・ジャームッシュ「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のサウンドトラックで弦楽四重奏曲(クロノス・カルテット?)がなんとも言えぬ効果を与えていたのだった。

この文章を二日がかりで書いていた。ノスタルジー。1984年前後が青春時代と言えるから一番良いときに映画も音楽も出会えたと思う。まあ、文学は「遅れてきた青年」だったのだが。

ジョン・ルーリーは、このジャケットでもわかるように「とっぽい」兄ちゃんだ。「とっぽい」って今なんていうのか、やさぐれてナウいみたいな。それさえも昔言葉。

未来が見えない。暗澹たる気持ちがこの頃続いている。パラダイスは、この世にはないよな。




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