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ショーン・コネリーは赤ふんが似合う

『未来惑星ザルドス』(1974年/ アメリカ=イギリス=アイルランド)【監督】ジョン・ブアマン【キャスト】ショーン・コネリー,シャーロット・ランプリング,サラ・ケステルマン,ジョン・アルダートン,サリー・アン・ニュートン

解説/あらすじ
2293年、人類は不老不死の社会を実現。特権階級の永遠人〈エターナルズ〉たちは、外界から隔絶された透明ドーム、〈ボルテックス〉の中で平和で優雅な毎日を過ごしていた。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立、それを神と崇める撲滅戦士〈エクスターミネーターズ〉たちを操り、荒廃した外界に棲む獣人〈ブルータルズ〉たちの搾取と殺戮を続けている。だがある日、撲滅戦士のリーダー、ゼッド(ショーン・コネリー)は、着陸したザルドスの口内に身を隠し、ドーム内に潜入した。ザルドス=神の忠実な下僕だったはずのゼッドの目的とは一体?

coco映画レビュアー

1974年制作ということはベトナム戦争をイメージしていたんだろうか?今だとトランプのアメリカのようなザルドス星人。銃社会を信望しセックスを禁じる。ラブ&ピースを標的にしているザルドスたちなのか?その代表がショーン・コネリー演じる撲滅戦士の隊長ゼットだった。

ショーン・コネリーはまだいいけど、シャーロット・ランプリングがこの映画に出ているなんて。マイナス・イメージだろう。そうでもないのかな。立派な反戦SFかもしれない。ただけっこう滑稽な要素はある。ザルドスの頭だけ跳ぶ宇宙船とか撲滅戦士の格好とか。まあ、ショーン・コネリーはなんか似合っているけど。

ラストにベートヴェンの第七がサウンドトラックで流れるのがなんかジーンとくるのは、黙示録的な葬送曲として流れてくるからだろう。


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