中山千夏の歌が懐かしい

『ツユクサ』（日本/2022）監督平山秀幸　出演小林聡美/斎藤汰鷹/松重豊平岩紙/江口のりこ

解説／あらすじ
芙美は、港のある小さな町で気の良い仲間たちとおひとり様ながらも健やかな日々を送っていた。しかしある夜、どういうわけか車の運転中、隕石にぶつかるというありえない出来事に遭遇。その日を境に、芙美は歳の離れた小さな親友・航平とのたわいもない時間や、この田舎町に越してきた気になる男性・篠田吾郎との運命的な出会いを通じ、ささやかな幸せを見つけていく――。

その前に観た『流浪の月』と180度違うホームコメディ。TVで観たほうがいいかもしれない。普通の中年の淡い恋物語。その街（伊豆）が一つの家族的共同体を形作っている懐かしい映画。

隕石という突飛のなさや、UFOの中の失恋少年とか、草笛とか、でもやっぱ一番は中山千夏のエンディング・ソングでしょう。それだで十分満ち足りた。