Slay the Spire ディフェクト カード評価 part 1

ザップ

デッキが厚くて(30くらい)オーブ生成カードを豊富に持っているときのこのカードの存在感を1とすると、デッキが薄くて(20前後)ドローが強いときのこのカードの存在感は5とか10くらいある。後者のときは思い切ってザップをUGしてみよう。結構仕事をしてくれるだろう。
デッキが厚いけどオーブ生成カードが全然ないとき→ザップをUGしている場合ではない。
デッキが薄いけどドローはそんなに強くない→冷静沈着、オバクロ、スキムなどのUGを優先するべきかもしれない。

ストライク

消そう。ディフェクトの場合、防御を消したほうがいい場面も多いかもしれない。

デュアルキャスト

序中盤はライトニングを解放して16点出せるのが強い。フロストを解放すれば10ブロック以上稼ぐのはゲーム全体を通して強い。ドローが強いデッキではプラズマを開放すると4エナジー稼げるのが強い。ダークで育てた火力を二倍に出来るのも強い。
ところが、特定のオーブにデュアルを合わせるのは結構難しい。ホログラムや均衡などの助けがあるとやりやすくなる。特定のオーブにデュアルを合わせようと固執するのは悪手になりがち。デュアルキャストが山札捨て札のどの位置にあるのかを意識して臨機応変にオーブを操作しよう。
UG優先度は低め。オーブ生成カードが多ければザップよりもUG優先度は高くなる。

防御

消そう。

コンパイルドライバー

実はこのカードあまり好きではなかった。ポンメルに比べて打点が若干低いからだ。でもやっぱりドローは強い。序盤寒波や冷静沈着をちゃんとピックしておくとだけでも2ドローが保証される。反響化で打てば4ドローできる。寒気+、レインボー、混沌などと相性が良い。幻の4ドローを目指そう。SpireStarsの統計によれば、コモンカードの中でも非常に勝率が高い。

スタック

立ち上がり事故が多いディフェクトにとって、立ち上がりで強くないブロックというだけでこのカードに対して(少なくとも僕は)かなり低めの評価をしている。パワーカードはプレイしても捨て札が増えないこともスタックに対してマイナス要素だろう。ハローワールドやクリエイティブAIは捨て札を増やすのでスタックと相性が良い。スネッコアイを持っているときは捨て札が増えやすいからやや取りやすいか。とはいえ、貴重なスケールするブロックである点は評価せざるを得ない。ピック場面は絶対に存在する。

スチームバリア

デッキが厚くてドローも強いと割と取り得なカード。
しかし、何度も使うと次第に弱くなるという点が見過ごせない。
薄いデッキでは同じカードを何回も使うことになるので、長期戦においてこのカードは(再構成などで敏捷を上げない限り)強くないと思う。Act2でも出力の低さから他のカード引きたかった~となる場面が多い。 AFO(オールフォアワン)とシナジーがあるようで長期戦だとやっぱり邪魔になりがち。
序盤の被ダメ低減効果は大きい。ゲーム全体で考えると跳躍とどっちが強いか僕にはよく分からない。SpireStarsによれば、統計的にはAct1~2ではスチームバリアをピックしたほうが4~5%ほど勝率が良くなる。

ビームセル

プラスだとそこそこ強い。未UGだと結構微妙な性能のカード。UG権が余ってるならUGしたいが、絶対にUGしないといけないという程のカードでもない。デッキが薄ければ未UGでも重ねがけできたりする。最終盤ではアーティファクト剥がしの仕事はしてくれるので腐りはしない。打点がどうしても足りないときや切断+を持っているときはこのカードのUG優先度はいくらか高くなる。SpireStarsによれば、コモンカード群の中では成績は平均以下である。悩んだら取らない方が良いかもしれない。

ビーム一掃

弱い。6(9)という数値がどうにも絶妙に低い。7(10)だったらこのカードを愛せたかもしれない。このカードは信用できない。SpireStarsによればコモンカード群の中でリバウンド、効率化、爪に次いで成績が悪い。

ホログラム

すべてのディフェクトのデッキで何かしら仕事をこなせるスーパー有能カード。ドローカードやエナジーカードや0コストカードを回収するのが定番か。4エナあれば切断も候補に入る。ここに安易にシナジーを書くべきでないくらい色々な使い方ができる。1~2ターン目に引くと悲しい。UG優先度は、デッキによっては必須なこともあるだろうが、統計的にはそれほど高くない。

ボールライトニング

非常にパワフルなカード。コモンアタック群の中で強いカードトップ3位はボールライトニング、コンパイルドライバー、寒波である。UG優先度は低め。

リバウンド

ヘッドバットの下位互換みたいなカード。弱い。オーブ生成カードを戻せれば結構強いが、序盤がピーク。終盤でリバウンドをちゃんと使えたとしてもそれは周りのカードが偉いだけで、リバウンドはそんなに偉くない。このカードのかわいそうなところは同僚にホログラムがいたこと。

充電

SpireStarsによれば、Act1では跳躍より強く、スチームバリアよりも弱い。飛び膝蹴りよりは使いやすい。UGすると勝率が1.5倍以上になるのでUG優先度は高い。実質0エナ7(10)ブロックカードと考えると弱いはずがないのだが、このカードのお陰で重たいカードが運用しやすくなるみたいな実感はない。嘘。反響化すると流石に実感する。反響化を持ってるなら、このカードを使いたい気持ちになるためにもUGは是非しておきたいか。コモンカード群の中ではちょうど真ん中くらいの成績である。

再帰

ダークやプラズマに合わせると非常にバリューが高い。
ダークは言わずもがなだろうし、プラズマ生成カードの融合はエナジーコスト2(1)である。とはいえ厚いデッキではこのカードを狙ったオーブに合わせるのが難しい場面も多い。薄いデッキでは非常に良い仕事をしてくれることがある。ピックはよく考えて、強いと思えば思い切ってというカード。

冷静沈着

統計的にはAct1からとても成績が良いカードである。2ブロック+1(2)ドローと考えるのは間違っている。(以前はそう考えていた)
オーブカードをちゃんと集めれば2ブロック+1(2)ドロー+”押し出し”である。押し出しが強いことを理解するべき。押し出しは脱力や脆弱化に影響されないのも偉い。
最初のピックがこれだとやや気が引けるのも事実だが、横のカードが弱ければ統計を信じてピックするべきだろう。UG優先度はかなり高く、UGすると勝率が1.5倍くらいに増える。


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