残った2割にモチベーションを
あまりにも賛否が分かれる興味深い話があったので以下のツイートを。
元のツイートは消えてしまったようだが、この方のツイートにある読書感想文不要論。
個人的には『大賛成』と言ってもいい。
なぜなら、自分が考える読書の良さは教養を高めるためだからだ。
ならば読書感想文が有効なのでは、と思うかもしれないが、
・本の指定あり
・一教師の考える答え以外不正解扱い
・感想文の書き方を教えてもらっていない
自分が思い出せる限りではこんな条件付きの読書感想文だったように思う。
これで教養が高められる訳がないだろう。モチベーションが削られているからだ。
現状の読書感想文が教養を高めるのにあまりにも向いていないスタイルになってしまっている。
名ばかりの読書感想文を強制させられては、好きなものも嫌いになる。
そうでなくても、社会に出た上でそのようなムダな作業も役立つという反論は、そもそもそれで成り立つ社会が間違っているという一言で片付く。
以前にも書いたエッセイにも繋がる話でもあるとも考える。
的外れなガイドラインが作られてしまったのも、教養のなさが根本的な原因と指摘したが、その一つこそがまさに現状の読書感想文の存在なのではないかと考える。
言ってしまえば、上記3点の条件を改めない限りは読書感想文は必要ない。
決してやりたくないことを全部消せとは言っていない。全力で取り組めばやりたくないことは全体の8割あるのもわかる。
その残った2割にやりたいことを含むことの何が悪いのか。むしろそれこそがモチベーションの拠り所なはず。それさえあれば大抵乗り越えられるもの。
課題を与えるにしても、モチベーションは欠かせない。
A.O.
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