一人でいいじゃない

昔から友達作ること・結婚することって義務なのか本当に怪しかった。

独身男を10万人以上調査してわかったことは、ソロ生活耐性というのは先天的なもので、誰かと一緒にいないと寂しいと思う男は、無理してでも若いうちに結婚しておいた方がいいよ。中年男で寂しいを連発してるのも大抵離婚男。耐性がある男にとって、独身だろうが一人だろうが快適以外の何者でもない。

— 荒川和久@「結婚滅亡」著者 (@wildriverpeace) July 4, 2020

この方のツイートを見て思うのが、やはり『ソロ生活耐性』ってあるんだなということ。

ちなみに自分は俄然この耐性が強いタイプだ。

この耐性がない人間とはどうしても噛み合わないなと感じる。

この話になると、必ずソロ耐性無者が「今はいいけど老人になったら孤独になるよ」と脅してくるわけだが、それこそ耐性無者特有の思考なんだよね。あと耐性無者は、耐性有者を社会生活不適合者のように見るけどそれも違う。孤独=悪ではない。孤独を怖がるのが耐性無者で楽しめるのが耐性有者なだけ。

— 荒川和久@「結婚滅亡」著者 (@wildriverpeace) July 5, 2020

この方のツイートの続きだが、一様にこんなセリフを自分に何度もぶつけてきたので、『言ってもわからねえなコイツら』と言われる度に毎回思っている(身体が動かなくなったらどうするのという話であればまだわかるが)。

これに限らず、友達の数こそ偉大と言わんばかりの説教まがいの意見。

外の環境に行っても『友達いないの？』、家にいれば『友達作れ』。

まあ関われとうるさいのなんの。

『友達の数=人間性の高さ』などの妄言も飛び交う始末で呆れてモノも言えまい。

気楽な方を自分は取っているだけ。

これだけ言われると、『ソロ生活耐性』がない人間は8割は確実にいる。

『耐性無者』の一人を嫌がる理由が自分にはさっぱりわからないので想像しろとは言わないが、押し付けることだけは本当にありえない。

別に一切誰とも関わりたくないという話ではない。

例えば、環境Aに関わりたいと思う人間がいないのに仲良くしろと言われれば萎えるに決まっている。

今のご時世『コロナ禍』と言われているが、むしろ『ソロ生活耐性』が高い自分らからすればむしろありがたくすらある。

いつかのエッセイと同じ結びとなるが、恐らくワクチンによってコロナ禍が終わると思うが『ソロ生活耐性』を高めるワクチンをどうか開発していただきたい。

一人でもいいじゃない。純粋に楽しいのだから。

A.O.