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日記 野球がある日々。

6月11日(火)
 みずほPayPayドームにて、ソフトバンク対ヤクルトの交流戦。この日は夫と二人で参戦。試合前につば九郎とのハイタッチイベントに参加し、気分は最高潮。舞台袖からつば九郎の青いヘルメットがちらりと見えた瞬間、心が一気に騒ぎ出す。生きてる!動いてる!間近で見るつば九郎はとても身体が大きくお腹も大きく貫禄があった。そして本当にお顔が可愛い。すれ違いざまの一瞬の夢のような時間、一瞬のもふもふ。これが推し活か‥‥!付き合ってくれた夫は「若い男俺しかいなくね?」と呟きつつもノリノリでハイタッチしていた。つば九郎のファン層は紳士淑女の方々が多い模様。

堂々たる存在感。
目線、いただきました。


 お手羽の感触を噛みしめながらるんるんで球場入りし、外野席へ。じんレモ、じんカラで乾杯。先発は我らが吉村貢司郎。柳田不在とはいえ強力な鷹打線を球数少なくゼロで抑えていき、オスナのタイムリーでついにヤクルトが先制!どうかこのまま最後まで逃げきって、できることならあと10点とって、と祈りながら願いながら見守り続ける。そして吉村鬼門の7回。アイスを買いに席を離れてコンコースを歩いていると、凄まじい歓声が聞こえてきて嫌な予感がする。好調だった吉村が一気に打ち込まれ、連打連打でたちまち同点に追いつかれ、そして中村晃の勝ち越しタイムリー‥‥。モニターを見上げて歓声をあげるホークスファン、静かに絶望する私。甘いはずのアイスがほろ苦い。反撃を祈るもあっという間に9回へ。オスナ対オスナの対戦はオスナが勝利し、残念ながらヤクルト4対2で敗戦。


6月12日(水)
 みずほ PayPayドームにて、ソフトバンク対ヤクルトの交流戦二日目。この日は母と二人で参戦。試合前、つば九郎のハイタッチイベントの様子を遠くから見つめる。前日は興奮していて気付かなかったが、工藤静香とチャゲアスがBGMで流れていた。念願の生つば九郎に、可愛いねえ、おっきいねえ、と母とても嬉しそう。この日は3塁側内野席。周囲にヤクルトファンが多く、ちょっと安心。

大人気。
希望しかない。


 正捕手中村の離脱により、高卒ルーキー鈴木叶18歳(!)がプロ初出場初スタメンでいきなりマスクを被るという驚きの事態に。先発はこちらも小川の離脱で緊急登板の山野太一(紆余曲折を経て掴んだ初勝利時のヒーローインタビューで泣いていた選手)。応援に力が入らないワケがなく、プレイボールと同時に前のめりになって戦況を見つめる。
 周東に先制のタイムリーを許すも、長岡のタイムリーですぐさま追いつき、そして山田哲人敬遠からの鈴木叶プロ初ヒットで勝ち越し!さらに誰もが待ちわびた村上宗隆のスリーランホームラン(サコッシュに付けた55番のキーホルダーが誇らしい)、山田哲人のタイムリー、ダメ押しのサンタナオスナの二者連続弾など、昨夜の鬱憤を晴らすかのような怒涛の攻撃にヤクルトファンの喜びは最高潮。傘を振るのに忙しく、嬉しい悲鳴。球場のいたるところで咲き誇る傘の花、キラキラしていてとても綺麗。それにしても、ここにいるたくさんのヤクルトファンたちは普段どこに潜んでいるのだろう?(たぶんお互いに思っている)

 9対3でヤクルト勝利。投打噛み合ったあまりにも素晴らしい試合。ヒーローインタビューは攻守に大活躍の鈴木叶。半年前まで高校生だったのにすごいなあ、立派だなあ、かわいいなあ、とビジョンを見つめる。傍らに寄り添うつば九郎の安心感。つば九郎が若い選手の頭をぽんぽんする瞬間がとても好きだ。応援団との二次会を終え、コカコーラシート最前列のお客さんとハイタッチを交わしながら去っていくつば九郎を、つば九郎タオルを掲げながら名残り惜しく見つめていた。いつまでも元気でいて下さい。

ごーるでんまいく、九州上陸。
頭ぽんぽん。
ナイスゲーム!

 結論。勝っても負けても野球は楽しい。でも勝ったほうがもっと楽しい。

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