2023-8-31「きかんしゃをはこぶ」
『ユーロトラックシミュレータ2』、これまでヨットだとかクレーン車だとかいろんなものを運んでまいりましたが、2023年8月最後の本日は、機関車を運んでまいりたいと思います。
配送元で機関車と「連結」。思ったよりは、でっかくないですね。機関車としては小ぶりな、コンパクトサイズの機関車なんだと思います。
ピカピカしてかっこいいですね。新車なのかな……?
小型とはいえ機関車、なんと61トンもあります。これを運ぶのは骨が折れそうです。ここフランスのレンヌから、イギリスのドーバーまで。
ナビによるとフランスのカレーまで走ったあとは、ユーロトンネルで海を渡るルートのようです。
ユーロトンネルとは、イギリスのフォークストンとフランスのカレーを結ぶ海底トンネルです。貨物車部分にトラックを直接駐車してそのまま運ぶことができるのですが、
機関車が載ったトラックを列車に載せる……?
ん? 大丈夫なんでしょうか。機関車が載ったトラックを列車に載せる……?
まあ行ってみましょう!
出発していきなりトラブル。重い! 長い!
反対車線に大きくはみ出さないと曲がることもできません。
ローローダーの荷台を伸ばしてあるので、車長が非常に長くなっています。これは内輪差でえらいことになりそうです。
レンヌを出て、まずは東側のル・マン方面へ向かいます。
暇そうに腕時計を眺めている人を横目に、工事区間を抜けます。
積み荷は重いですが高速道路に入ってしまえば全然快適に走れま……
ハンドルが効かない?
ギャー!
右車線からコントロールを失ってオーバーステアリング、
左車線のガードレールに接触してなんとか態勢を立て直しました。
どうやら長いカーブの遠心力で左側のタイヤが浮いて片輪走行になっていたようです。
わずかな接触で済んだのも、立て直して横転せずに済んだのも単なるラッキーでした。
こわいなあ。重量があるのでバランスがシビアなんですね。
ふだんのようにコーナーを最高速で曲がり切るような運転は封印して、
法定速度よりも低速で、細心の注意をはらった方がよさそうです。
そこからカレーまではなんとか無事故でたどりつきました。
また工事! これで3回目くらいです。勘弁していただきたいです。
さて、ユーロトンネルに乗車します。
機関車を載せたトレーラーを貨物列車に載せることなんてできるのか?と思っていたのですが、ぎりぎり載りそうですね!
駐車には手間取りそうですが。
ユーロトンネルでイギリスに到着して、まさかの最大の試練が待っていました。
ユーロトンネル出口の坂道が登れません。アクセルをベタ踏みしているのに、タイヤが空転してずるずると後退してしまいます。
デフロックをかけた上で、ハンドルを思いきり切って坂道を斜めに横切る戦法でなんとか登りきることができました。
61トンともなると今のトラクターの構成ではちょっと力不足なのかもしれませんね。もし次があるなら、構成を変えてみたいと思います。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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