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4月12日「The Room Twoを遊んだ」

ひとつだけプレイしてないのが我慢できなかったので……

全部プレイしたので大まかながらストーリーがわかるようになった気がします。

多くが語られるわけではないので私の想像で補完した部分もあるんですけれど。

主人公くんは失踪した友人の行方を捜してて、手がかりを探しに友人の家に行ったらしいんですね。

めぼしいものは何もなく、最後に屋根裏部屋を探します(この屋根裏部屋が「ザ・ルーム」なんだろうと思います)

そこには友人の謎めいた手紙とともに、大きな金庫が置いてありました。

あとは、片目にはめるタイプの「接眼鏡」だけが見つかります。

友人からの手紙には、この箱のなかにすべての答えが隠されている。「接眼鏡」なしには解くことができない、などの文言が。

この接眼鏡をかけると、見えないものが見える、と説明されます。

最初それは、「指紋のあとが見える」「見えないインクで書かれたような図形が見える」だけなのですが、「板の表面がスクリーンになって、向こう側に三次元空間が見える」「写真をみると撮ったときの映像が見える」「三次元空間のなかで隠された図形を合わせると、現実側に変化があらわれる」など、なんでもありになってきます。

このやべぇ接眼鏡を駆使しながら、金庫の表面と内部あちこちに隠されまくった謎を解いていくと、中から50センチくらいの寺院のような形の箱が出てきます。

これにも謎が満載されており、すべてのロックを解除すると、箱が開いてテーブルが出てきます。

すでに「見えないものが見える接眼鏡」とか理解不能なアイテムが出てきているのですが、だんだんこの延々入れ子になっている箱も異様に思えてきます。

マトリョーシカのような構造なのですから、このテーブルは普通に考えると30センチくらいのミニチュアのはずです。ところが直径1メートルくらいあるように見えます。テーブルが巨大化したのか、じぶんが小さくなっているのか、だんだん大小関係が狂ってきます。

自分がいる場所も、もとの屋根裏部屋のようでもあり、別の場所のようでもあり、どんどんあいまいになっていきます。

箱の引き出しや蓋をあけるごとに友人からの手紙が差し込まれており、その内容もどんどん不審さを増していきます。

友人は錬金術に傾倒しており、地水火風のつぎの五番目のエレメント、ヌル・エレメント(零のエレメント)を発見したといって大はしゃぎ。うさんくさいのですが「接眼鏡はその研究の過程で作った」と言われると、ある程度認めざるを得ません。

日付が振られていることから、日記の断片だと思われるその手紙を読んでいくと、友人がどんどん常軌を逸して精神をやられていることがうかがえます。

それでも謎をクリアしていくと、ついに屋根裏部屋とはまったく異なる謎の間に入ってしまいます。日記ではないけれど、ついに何を言ってるのかわからない友人の手紙。

目の前の箱を開くと、さらに扉が現れて別の世界に……

ここまでが「The Room」のあらすじです。

友人の手紙によると「完全に迷い込んでしまった」らしいです。主人公くんの身を案じ、「これを読んでないといいのだけれど」とか書いてあるので、多少は正気を取り戻したのかもしれません。

屋根裏部屋の続きのような部屋から、船倉、寺院、研究室などどう見てもおかしな部屋を渡り歩きます。

1作目ではおとなしかった? ヌル・エレメントはヌルの根を伸ばして世界を壊しにきているらしく、主人公くんがヌルの力を使う度に世界がどんどん壊れていきます。

研究室で接眼鏡をグレードアップした主人公くんは、なんだかわからないまま現実世界に戻ってくることができます。暴走した「ヌル」が屋根裏部屋を打ち砕きますがなんとか脱出に成功。ここまでが「The Room2」です。

結局友人は「異世界」から帰ってこられなくなったっぽいのですが……

「The Room3」でも失踪者の行方を探っているようなのですが、友人を探しているのか、力に魅入られたのか、正直わからなくなってきました。

危険な力をもとめて新たな謎に触れようとする主人公と、新たな謎を求めて続編を買い求める私が奇妙にシンクロしている、という、そんな感じだと思います。

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