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2023-10-27「ハンドラー2」

ずっと昔に一度書いたことはあるのですが、わたしの仕事にたまにでてくる「ハンドラー」というやつがわかりにくくて毎回頭を悩ませるので、自分のためにもう一度整理しておきたいです。

ハンドラーって言ったら、もうわかるでしょ?
みたいな感じであんまり訳されないのがやっかいな単語ですね。

handler。 ハンドルに-erがついた形ですね。ハンドルを持つ人?
「扱う人」というイメージでしょうか。

支援する人、手助けする人、ボクシングでいうところのセコンド、でしょうか。

犬のハンドラーというと、調教師、とか、犬のミッションを支援する人、という意味になるそうです。

ドッグショーの動画をみると、犬と一緒に走ったりハンドサインで犬に命令を出している人がいますね。

わたしは今まであの人たちは飼い主なのかと思っていたのですけれど、飼い主ではなく専門の「ハンドラー」を仕事にしている方の場合もあるようです。

確かにドッグショーでいい動きをする犬を指示している人も、きびきびと無駄のない動きをしているなあとは思っていました。

『SPYxFAMILY』に出てくるシルヴィア・シャーウッドというキャラクターは『管理官ハンドラー』と呼ばれていますが、まさにこの「"犬"の任務遂行を支援する人」の意味で使われているのでしょうね。

閑話休題。わたしが仕事で使っているハンドラーという言葉は、

ちょっと状況が複雑になってきた時に説明の意味で使われることが多いようです。

登場人物が多くなった時に
「こいつがハンドラーですよ」
「ああなるほど。こいつがハンドラーね」

みたいな感じで。だからハンドラーの意味でつまづくとなおさら混乱してしまうのです。だからこそ、ここでちゃんと押さえておきたいです。

「ハンドラー」が登場するのは、だいたいこういうパターンです。

  • 特別な仕事を誰かにやってほしい人

  • 特別な仕事を誰かに割り振る人

  • 仕事を実際にする人

この中で「ハンドラー」は誰でしょうか。支援する人……手助け……調教師……? なんだかどれでもあてはまるような気がしてしまいます。

正解は、この人です。

  • 特別な仕事を誰かにやってほしい人

  • 特別な仕事を誰かに割り振る人

  • 仕事を実際にする人 ← ハンドラー

「管理者」とか「支援者」という訳語にひっぱられてしまうと間違えてしまいそうになるのですが、「実際にやる人」のことをハンドラーというみたいです。

「イベントハンドラー」なら、イベントが起きたときに動作するもの
「割込みハンドラー」なら、割込みが起きたときに動作するもの

です。

今日はこれだけ覚えておきます。

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