中卒のソサイチリーガー ~vol.2~


こんにちは 

私は今ソサイチ関東リーグ2部のチームで代表兼選手をしています。

前回に引き続き私自身の過去の振り返り、そしてなぜ今もこの競技を続けているのか、その理由をここに残して行きたいと思います。

前回では小学校生活について
今回は中学校生活について話をしていこうと思います。

中学校に進学し憧れていた学ランに身を包みどんな生活を送るのかとワクワクしていたのを覚えています。

そしてついに始まった中学校生活
小学校時代のチームメイト達と同じ教室にワクワクしていました。

そして新しいチーム
そこではたくさんの出会いがありました。

少年サッカー時代に対戦相手だった選手と同じチーム
どんなサッカーができるのかとワクワクしていたのを今でも覚えています。
しかしそんなワクワクがなくなるのも束の間でした。

私が入団したチームは東京都にあるチームでほとんどは東京からくる選手でした。
彼らは少年サッカーの時から選抜等で一緒にプレーしていたそうです。
そこで東京の選手9割、神奈川の選手1割といった中完全に神奈川勢は蚊帳の外状態でした。
その中で必死にプレーをしようとしていましたが夏を過ぎた頃に少しずつ状況は変化していきました。

実力的にも圧倒され、チームの輪にも入れない人が少しずつ辞めていきました。
そのほとんどが神奈川の選手
そしてわたし自身もその中の一人となってしまいました。
練習の日時間通りに家を出て、いつもの集合場所に集まりサボって遊びに行く日々が続きました。

平日は親にバレないようにと隣町や友人の家で過ごし
土日の遠征の日にはもらった交通費でゲーセン、カラオケなどで遊び
そんな日々を送っていました。

そんな中毎日のように練習に行く学校の同級生には後ろめたさだったのかサボっていることの罪悪感なのか疎遠になっていきました。
ワクワクしていた中学校生活は思っていたようには進みませんでした。

学校でも荒んだ生活が続き行き着いた先は中途半端な不良少年でした。
学校には毎日行って練習はサボり、サボり仲間と多摩川の河川敷でタバコを吹かし遊び回る日々
中学1年から2年の終わりまでと途方もない時間を無駄に過ごしました。

そしてある事件が起きました。
その当時つるんでいた友人が逮捕されました。
その時は最近連絡が取れなくなった程度にしか思いませんでした。
1週間、2週間と時間が流れるにつれてこの事を理解することになります。

周りにいた仲間、自分もその事件に関与していた訳ではなかったのでまたいつも通りの日常にもどりました。
その頃サッカーチームを脱退し中学のサッカー部に入りました。
学校に行きその時の気分で部活に行くか行かないか決めてなんとなくサッカーを続ける日々
そんな事を続けていたら顧問からは煙たがられ喧嘩をしまた遊びに明け暮れることになりました。

そんなこんなで気がついた時には中学3年
受験が頭をよぎります。
それでも真面目にできない自分にも当時は憤りを感じていました。

みんなが勉強していた時も練習していた時も遊びに費やした自分は気がついた時には何もできない人間になっていました。

それでも少しずつ自分も変わろうと受験勉強とサッカーに向き合うことにしました。
不思議と勉強は結果が出るようになり合格ラインに到達できました。

しかしサッカーでは今まで真面目に練習してきた人がいる中今さらやっても試合で使ってもらえることもなくただ時間が過ぎていきました。
どんな大会があったかも覚えていませんが唯一覚えている試合は3年の最後の大会
トーナメント戦で相手は同格程度の相手

なぜかその日にベンチ入りした1年生がスタメンでした
前半3−0でほぼ勝ちが決まったような試合
まさかの後半に4点返され敗退

サッカー人生1番の屈辱をこの日に味わいました。
この日を持って中学サッカーは引退になりました。

そして迎えた受験
一応勉強もしていましたが周りの友人達は進学する人半分、進学する人半分でした。
私自身もこの時は進学をせずに働こうと思いましたが両親や先生の説得もあり受験をすることに決めました。
家から一番近い高校を受験して結果は合格
それかあっと言う間に中学校を卒業しました。

以上が中学時代でした。

今振り返ると何をやるにも中途半端で気力も無くただ時間だけを浪費する日々を送っていました。
そして悪いことを悪いと気が付かず日々を過ごしていました。
抜け出すきっかけはたくさんあったと思います。
それでも目の前にある楽しいことに夢中で過ごしていました。
そんな自分を変えようと進んだ高校生活の話は次回綴ろうと思います。

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