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夏休みといえば「宿題」が醍醐味??

いよいよ夏休みに突入です

梅雨もすっかり明けて、

じりじりと暑い夏がやってきましたました


先日、子育て講座を受けた方から宿題について

ご質問があったのでアドラー心理学からみた

「宿題の扱い」についてお伝えできればと思います(^^♪


学校(先生)から出された「宿題」って

子どもにさせないといけないと思ってますか?

恐らく殆どの方が yes!ではないでしょうか


教育熱心な親御さんなんて

先生にもっと宿題を増やしてください

などとお願いするかたも(*_*)


私も長女がまだ小学校入りたての頃は

当たり前のように「宿題してから遊びにいってね」

などと言っていたような気がします。

ただ、もともと私は宿題って本当にいるのか?派

だったのでさほど宿題についてはあまり気なりませんでした

この考えのお陰で後に痛い目にありましたが

長くなるのでそこは割愛させてください


では「宿題」って

 誰が 誰に 対して出してると思いますか?

はい、そうですよね

 先生 が 子供に 宿題を出すのです

やってこなければ

できるようにサポートするのが

先生の役割です


だけど、先生も親も

混乱してしまい

先生が親に

「宿題を家でさせるようにご協力ください」

「一日学年×15分勉強させてくださいね」

そう言われた親達は

「はい!わかりました」

と一生懸命約束を守ろうとする


結果・・・

宿題をさせる、勉強をさせる

というミッションを受けたものだから

親子関係が悪化していきます(バトル化)

子どももどんどん勉強嫌いになっていきます

表面化していない親子関係もありますが・・・


今一度考えてみてください

先生が子供に宿題を出しています

どうして

先生は親に手伝いを依頼するのでしょうか

そしてなぜ

親は先生のいうことを聞かないといけないと思うのでしょうか

それは、「親の役割」という考えが世間ではスタンダードなのです

テレビの家族団欒のシーンでも

親が子に

「宿題はしたの?」

「遊んでばかりいないで、さっさとしなさい」

がよくみる光景です


よくよく考なくても

親の役割ではないですよね

そんなことはわかるけれど、

親がさせないと子どもがしなかったらどうするの?

将来困るじゃないですか

と仰る方もいらっしゃるでしょう

勉強をさせることが

親の責任だと思われているのは

よくわかります

ただ、本当にそれで子どもは

必要と感じてやるのでしょうか

言われたからやる

主体をいかす子育てを

と世間ではよく聞きますけれど


例えば

ご主人が会社の上司に依頼された

仕事の提出ができてなかったとします

その解決方法として、上司が奥さんに電話してきて

「ご主人の仕事をできるように手伝いのご協力をお願いします」

と言われたらどうしますか?

きっとありえないと思います。


わが子になった途端

言わないとできない と思われているのです

たとえ宿題をしなくて

学校にいったとしても

困るのは子ども

親は困りません

(勉強が遅れて困るという方もいるとは思いますが)

失敗させてはいけない

親の敷いたレールに乗せないといけない

きっと親御心だと思います

やさしさと言えばやさしさです

今は小さいから

親が代わりに責任をとれるような気がしていますが

30歳になった子どもの責任はとることは不可能です

子ども自身が自分自身で経験し

学んで乗り越えていく必要があります


ちなみにうちの子どもたちには

「勉強をしなさい」という言葉は

ほぼ言ったことがありません

ではどうなったかと

長女はこつこつ自分でやっています

息子はほぼやらなかった小学校時代

中学になってやる必要があるからと

最近やるようになっています

補足ですが

とある元教員は

宿題(家庭学習)=家庭の責任

と言い切る先生もいらっしゃるようですから

アドラー的な考えを伝えていくことは

手ごわいのではないかと至難します

今日はこのへんで

読んでいただきありがとうございました


次回は

「夏休みの宿題の〇つけ」についてです(^^♪



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