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夏から秋へ肩をゆすられたので、少しだけそのほうを見た


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夏から秋へ変わっていくような気配たち。ああよかった、酷い暑さがやわらいで季節が変わる。そう思ったけれど、それでもこの状況は、とつぜん明瞭にはなっていかないようだ。

一歩ずつ歩くとはどういうことだろう。つなぎ目がとても大事で、グラデーションしていくにはどんな色になるのか、とてもとても考える必要があった。この足で、心なのだから、手の届くものは限られている。

冬を越えたらなのか、春なのか、また夏が来てしまうのか。この状況が明けたら、どうして会いに行こう。どんな顔で声をかけよう。ぎこちなく、その時が来るように、希望をもつしかなくて、そんな気持ちに乗っていくしかなかった。沈みこみそうになり、沈んで、それに飽きて、太陽の光を浴びないで済むわけがなく、よく逡巡した。

ひとつ、幸いだったのは、吸う息が苦しい時に、どういうことか、道をはずれないように、お知らせの鐘を鳴らしてくれる人がやってくる、ということだ。わたしがそう思うだけで、向こうからすれば、意図していないかもしれない。その音も、頑丈な金属をガンガンに叩いたものや、薄いガラスの縁を擦ったようなか細いものもある。

いま、このときに元気だからということで、明日は相変わらずわからないけれど。秋を迎えるにあたり振り返ると、そういう周りの、わたしに良い影響・状況をつくってくれる人たちに、感謝の気持ちが湧きあがります。直接お礼の言葉が言えれば、伝えるようにしている。後で気づいたら、機会をつくって伝えてみている。


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あと、習慣みたいなもので、絵は描き続けることができている。見られない絵は、見えない絵で、見てもらわないといけない気がして。毎月、今のところ、ウクレレ弾きがたりのmiyamoさんと、instagram上で、miyamoさんのインスタライブに乗せて絵を描いている「モノ・ジ・トリ」という企画を行っている。個人的に気に入っていて、実験企画と称して楽しくさせてもらっている。そこは自由な庭で、楽しい音もあるし、おやつもあるし、いい匂いもする(気がする)。その庭で絵が描けるなんて、幸せなことだ。今度の「モノ・ジ・トリ」は9月26日来週の土曜日です。もし気になるかたがいらっしゃれば、下のリンクから、instagram上で遊びましょう。状況がよくなれば、表へ出て絵を描きたい希望をも持ちつつ。


ちょっと個人的に息がつけた気がするので、言葉にしてみました。いつ言葉にできなくなるか分からない。過ごしやすい気温や風の日が多くなったからだとも思う。それだけで、そう思えるのなら、動けるのなら、なおいい。ほんとうに。

いつ良くなるかわからず、状況は人によってことなるけれど、眠って起きる毎日を、できる限り心地よさと有難さがあったほうが気分がいい。


心配な気持ちを小さいトーチみたいに持って、できればいつも機嫌よくいるために。わたしも、わたしの大事に思う人も。いつも、あとでも会いたいです。


ao to iu_(あお と いう)
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