青砥 十 /羽二重 もちこ

青砥 十: 幻想、冒険、青春などをテーマにした小説を書いています。 子供の頃から妖怪が…

青砥 十 /羽二重 もちこ

青砥 十: 幻想、冒険、青春などをテーマにした小説を書いています。 子供の頃から妖怪が大好きで、日本中の妖怪奇譚を書きたいと思います。 生まれは群馬県。現在、大阪に在住。どうぞよろしくお願いします。 /羽二重 もちこ: コンテンツ配信担当。なにかの役に立ちそうなことも書きます。

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【全巻紹介】後輩書記シリーズ【現在13巻】

こんにちは。もちこです。 今日は結局のところ後輩書記シリーズ何巻あるんだろうと思ったのでアウトライン確認がてら、まとめてみました。 タイトルの【】内の単語は通称ですので、作者に感想とか言いたいときにお使いください^^ 【第1巻】後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む 読み切りと連載とはキャラ設定が少し違うとはよく言ったもので、数井センパイとふみちゃんの仲は第一話が一番進展してる。 【第2巻】後輩書記とセンパイ会計、不滅の陶器に挑む ふみちゃんのフォームチェンジが

    • 芋のつるで作ったクリスマスリースです。 ちょっと地味ですが。

      • 久しぶりに旅行。

        お久しぶりです(*´ω`*)もちこです。 蟹を食べに京丹後市に来ました。 お泊まりしたのはこちら。https://sakamotoya.gr.jp/ たいへん美味しゅうございました。 量も多くて、オンシーズンの香住と比べるとコスパよしでとってもオススメです。 かにを苦しくなるまで食べたいかたにオススメです。

        • 青砥先生の体調不良により本日の文学フリマ大阪は欠席させていただきます。 文学フリマにお越しの皆さま、どうぞお楽しみくださいませ。

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        【全巻紹介】後輩書記シリーズ【現在13巻】

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        • 日本列島妖怪短編集 もののけの国
          6本
        • あおもちくんの話
          4本
        • 愛知妖怪短編集 ゆるこわ
          10本
        • 後輩書記とセンパイ会計、不死の跳躍に挑む
          5本
        • 後輩書記とセンパイ会計、不退の架橋に挑む
          6本
        • 後輩書記とセンパイ会計、不動の雷獣に挑む
          6本

        記事

          後輩会計とセンパイ会長、休日の釣堀に挑む

           開架中学三年、生徒会所属、万能なる生徒会長の屋城世界(やしろ・せかい)さんは、時代が違えば釣り好きで知られる古代中国の名将、太公望(たいこうぼう)と釣り話で盛り上がるほどの傑物になっていただろう。世界さんのおじいさんもお父さんも釣り好きらしく、昨年、南半球のオーストラリアに海外旅行に行って、一家でカジキマグロの一本釣りに挑戦してきたほどの猛者だった。ちなみに姉の銀河さんは釣りでなく現地のサンタクロースを後ろに乗せてマリンジェットを楽しんだそうだが、それはともかく、そんなスケ

          ¥100

          後輩会計とセンパイ会長、休日の釣堀に挑む

          ¥100

          薄命美粧

           会社帰り、あまり使わない駅裏のドラッグストアに寄ったとき、たまたま女性店員と線の細い女性が揉めていた。客の女性は、夏なのに長袖のパーカーをすっぽり着て、顔や肌を完全に隠している。日焼けを避けているのだろうか。声が細くて聞き取れないが、商品のクレームか、あるいは万引きの疑いのようだ。周りの客たちも気に留めているが、レジが混んできたので早く収まってくれと迷惑そうにしている。私も今日は外出で汗をかいたので、早く帰って洗顔をしたかった。  結局、パーカーの女性は両手に抱えていた商品

          後輩書記とセンパイ会計、宙吊の妊婦に挑む

           開架中学一年、生徒会所属、有能なる書記のふみちゃんは、時代が進めば怪奇伝承を語り継ぐ文化人にだってなるかもしれない。ふみちゃんは小学生時代、古典芸能の鬼婆を調べて『日本鬼婆ふるさとマップ』を作るほどの上級者だったらしい。一方、隣で準備運動をする一年先輩の生徒会所属、平凡なる会計の僕は、およそ吊り合わないほどの鬼婆知らずで、数学が得意な理屈屋で、長時間走ってもズレないスポーツ用眼鏡を新調したばかりだった。  二月二十三日、校内マラソン大会の日だが、「妊婦さんの日」でもあるらし

          後輩書記とセンパイ会計、宙吊の妊婦に挑む

          9/26の文学フリマ大阪に青砥が行きますので、ぜひお立ち寄りください☺️

          9/26の文学フリマ大阪に青砥が行きますので、ぜひお立ち寄りください☺️

          後輩書記とセンパイ会計、異界の旧家に挑む

           ぴちょん。  ぴちょん。  ぴちょん。  炊事場の蛇口から水滴が垂れている。みずみずしい夏野菜が桶の中で静かに艶めいている。なす、きゅうり、いんげん、立派なとうもろこし。  誰もいない家。大きくて広い家。  庭には赤白の花がきれいに咲き乱れ、どっしり構えた茅葺の母屋と、土間を挟んでつながった馬屋があり、馬や牛が柵から大きな頭を見せていた。鶏や鴨も庭を歩いている。  ここに、いつまで、囲われるのか。  大きくて、広く寂しい家。  誰かがいるはずなのに、誰の姿も見え

          ¥300

          後輩書記とセンパイ会計、異界の旧家に挑む

          ¥300

          不二先生の処方箋 根比べ

           若い女性の奇病を専門として少し名の知れた先生がいた。名は不二という。医者でふじなど縁起でもないが、先生の場合は関係ない。年は三十過ぎと若いのだが、面相は恐ろしく老けている。近所の年寄り達も「先生、具合はいいかい?」と労わってくれるほどだ。  先生の扱う奇病はだいたい怨念が原因である。丑の刻参りやら水子の霊やら口裂けやら若い女性を見舞う災いは数多いが、その日はいささか珍しい客人が訪ねてきた。日傘を差した深窓の令嬢である。うっかり触ると汚れがつきそうなほど繊細な白い肌。問診票を

          不二先生の処方箋 根比べ

          もののけの国 表紙はこちらです(*´ω`*)

          もののけの国 表紙はこちらです(*´ω`*)

          後輩書記とセンパイ会計、北方の小人に挑む

           開架中学一年、生徒会所属、有能なる書記のふみちゃんは、時代が違えばアイヌ語の研究に生涯を捧げた民俗学者、金田一京助(きんだいち・きょうすけ)とともにアイヌ文化の調査に励んでいただろう。ふみちゃんは小学生時代、お父さんが集めていた日本各地の民族楽器を六年間でだいたい演奏できたほどの上級者だったらしく、特にアイヌの楽器ムックリ(口琴)がお気に入りだったそうだ。しかし、昨晩ふみちゃんの見た北海道の夢の話を聞く一年先輩の生徒会所属、平凡なる会計の僕は、およそ吊り合わないほどの民族文

          後輩書記とセンパイ会計、北方の小人に挑む

          9/26に文学フリマ大阪があるんですけど、 後輩書記の在庫がもうない本もあるので、noteにどんどん投稿していきたいと思います。 あしたか、あさってから。

          9/26に文学フリマ大阪があるんですけど、 後輩書記の在庫がもうない本もあるので、noteにどんどん投稿していきたいと思います。 あしたか、あさってから。

          ディズニーのヴィランズ好きなんですけど、最推しはスカーおいたんなんですがハデスさんも良いですね。 歌わないとこが。

          ディズニーのヴィランズ好きなんですけど、最推しはスカーおいたんなんですがハデスさんも良いですね。 歌わないとこが。

          おうち映画まつり 9つ目はアナと雪の女王

          おうち映画まつり 9つ目はアナと雪の女王

          おうち映画まつり7つ目はアラジンでした。 夫がランプドアランジーナとか言うてました。

          おうち映画まつり7つ目はアラジンでした。 夫がランプドアランジーナとか言うてました。